jh4ouhのblog

アマチュア無線、山歩きなどを趣味しています。ぜひご意見ください。

KCJトップバンドコンテスト
昨年は参加しなかったこのコンテストにJCG32008鹿足郡から参加しました。自宅は、アンテナが非力なLWです。一昨年のこのコンテストでは、聞こえていても応答がないというストレスをかなり受けたので、今回はCQを出して呼ばれたいという思いから移動運用しました。移動地は、以前KCJコンテストやオール山口コンテストで移動したことがある鹿足郡津和野町つわぶき高原パークですが、ここは山口県境から500m程度で、実家の萩市からも車で40分程度で行け、観光客も少なく目立たない場所です。また、昼間の暇な時間は、実家で農作業に専念できます。
今回のアンテナは、いつも移動運用で使用しているフルサイズDPです。末端のギボシの短絡を解除することで、1.8Mに対応。SWRは1.80~1.82Mでは1.2以内に落ちます。明るいうちに上げたので、事前の移動サービスをするつもりでしたが、先の短絡の接続と解除が面倒なので止めて、コンテストに専念しました。
21時スタート直後はさすがに多くの局に呼ばれましたが、30分程度で一巡したのか余り呼ばれなくなりました。バンド内をサーチするも、目新しい局はあまりいません。午前0時位まではと思っていましたが、23時を過ぎると運用局も少なくなりQRTしました。それでも、これまでは呼んでもコールバックのなかったメジャーな入賞候補の局からも多くコールいただきました。(これだけでも目的達成)
翌日は、再び同じ場所にアンテナを立て、夕方1715から運用開始、1940QRTまで運用しましたが、成果はパッとしませんでした。
今回、102QSOできましたが、入賞ラインには程遠いい結果でした。それでも、ON(JS6RRR)などはKCJAニューが3県増えました。また、DXはHLとロシアとできました。
提出したQSOデータで確認すると、誰もいないと思っていらSNマルチから2局呼ばれたこと、また地元のYGからは、JH4OYD・JA4VNE・JE6CIY/4・JM4MDV・JA4TY局など5局とできました。
【こんな場所です】

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1月の6エリア移動運用
➀JCC4312上天草市
運用地は、八代海沿岸の旧姫戸町姫戸運動公園です。先ほど登った龍ヶ岳登山口から近く、人目が気にならないことから選定しました。ここは敷地の広さは十分だったのですが、最初張った位置では電線の影響でSWRが高く、再度別の場所に張り替えました。17時過ぎやっと設置できたことで運用開始。コンディションが悪いのか何度CQ出しても全く呼ばれず、応答があっても、頂くレポートも悪いことで1830には早々にQRT。ここでは過去最低の10局余りに止まりました。暗がりの中、アンテナを撤収し、道の駅有明の温泉でゆっくりしました。

②JCC4313宇城市
運用地は、宇土半島先端の三角港です。(以下の画像)なお、三角西港は世界遺産に指定されており島原湾側です。ここは敷地も広くきれいなトイレもあり観光客や釣り客も多いのでアンテナは日暮れ寸前に設置。
ここでもアンテナ張りに苦戦。最初は、金網の影響でSWRが下がらずポイント少し移動し再設置しました。山口市内の局とのQSOを皮切りに、クラスターに上げて頂いたことで、昨日よりは多く呼ばれました。それでも30局程度で19時にはQRT。近くの金桁温泉に行きましたが、なんと19時閉館で入れず。近くで他の温泉を捜し、以前訪れた宇土市あじさいの湯に行き一息つきました。それにしても宇土半島の山越の県道58号は難所続きでした。

③JCC4316合志市
合志市には高い山がなく、GW主体のVUHFではQSOが難しいと思いました。HFなら平地でも大丈夫なので、市内の公園駐車場から10Mを運用しました。ここが珍市かどうかは不明ですが、山口市の局から珍市であると聞き立ち寄りました。そのせいか、2時間程度の運用にもかかわらず、モノバンドで140局もQSOできました。次回はぜひ1.9Mを運用したいと思います。

④JCC4010飯塚市
やはり1月は寒い。当日は雪の舞う寒い一日で、移動運用を躊躇しましたが、せっかくなので短時間でもと、健康の森運動公園のひと気のない駐車場に。メインの駐車場は、ロケが良かったのですが、人が多く気が引けました。そのため、アンテナは南北にしか張れず、信号が弱かったかと思います。クラスターにも上げていただいたお陰で38局とQSOできました。19時前には撤収し温泉は嘉麻市の「なつきの湯」に行きました。ここは310円と格安で23時半まで開館しておりお勧めです。

⑤JCC4011田川市
これまで田川市からは運用したことがなく運用地選びからです。以前、田川市石炭記念館(ここには世界記憶遺産に指定された
山本作兵衛の図画が見れます)に行ったことがあり、その近くの運動公園に行きました。ここは丘陵地に位置し広い駐車場もあります。ただ、気候のいい時期には利用者が多いかと。また、夜間は閉鎖されます。今回は、10Mメインで短時間の運用に留めました。クラスターの威力は格別で、2時間弱の運用でしたがコンディションにも恵まれ94局とできました。

呼んで頂いた局に感謝します。さすがに、1.9Mのフルサイズアンテナの設置場所には苦労しますが、固定では聞こえない局とも多くQSOでき楽しめました。今後も、1.9Mの移動運用を楽しみますのでよろしくお願いいたします。

合志市移動風景
202301天草市合志市 (16)

日没間近の宇城市三角港
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九州百名山「太郎丸嶽・次郎丸嶽/龍ヶ岳」に登りました
・太郎丸嶽・次郎丸嶽(上天草市)

太郎丸嶽・次郎丸嶽へは天草五橋の最初の橋を渡り30分弱走った、今泉登山口からは最もメジャーです。ここには、10台くらい駐車できる市営の駐車場があり、ここがスタート・ゴールになります。(他のコースは水害で通行不能です)トイレはないものの東屋があり休憩ができます。スタートしてしばらくは集落のある舗装路を歩きます。各所の分岐には標識があり、分かりやすく設置してありました。15分程度歩くと山道になりました。少し急な坂もありますが、歩きやすい山道で、駐車場から30分程度で太郎丸嶽次郎丸嶽分岐に到着しました。ここを右にコースを取り標高281m太郎丸嶽を目指します。しばらく続いた軽快な道から、岩場を這い上がる急坂になります。初心者コースと言え侮れないコースでしたが、分岐から15分程度で太郎丸嶽山頂に到着。山頂は広くはないものの360度の展望です。有明海、島原半島まで見渡せますが、当日はあいにくの黄砂で雲仙は見えませんでした。南方面にはこれから登る次郎丸嶽が鎮座しているのが見えます。山頂から一旦先ほどの分岐まで下り、右にコースを取り次郎丸嶽を目指します。途中、ロープ伝いの危険な急坂を超えると明るくなりやがて尾根にでます。ここで巨石が現れますが、ロープもないのでそれを這い上がることに。そのから数分で岩場の山頂に到着。無線機を取り出しますが、リチューム電池の寿命で直ぐに電池切れ。予備のVX-10.1w出力で出水市のJA6RPJ局とQSOできたのみでQRT。山頂は風が強く体感温度が低く寒かったので長居できないと判断、写真撮影後同じコースで下山。山頂から40分で駐車場に。

コースタイム:駐車場⇒太郎丸嶽40分⇒次郎丸嶽35分⇒登山口40

・龍ヶ岳(上天草市)

下山後、その足でもう一つの九州百名山龍ヶ岳に行くことにしました。登山口は旧龍ヶ岳町にある龍ヶ岳登山口バス停です。消防帰庫側に車を停め、沢沿いの舗装路を歩きます。4分程度で九州自然歩道の標識のある登山口に着きます。お墓の側を上がると岩がゴツゴツした登山道になりました。途中から階段が続く道なりますが、水害でかなり荒れており、岩で足を取られながらの歩行になります。25分程度に林道に出ました。さらに階段状の山道が限りなく続き、登山口から1時間でやっと山頂キャンプ場の施設前に着きました。ここには管理棟や駐車場があり、ここまで車で来ることもできます。ここから遊歩道を10分弱で展望台のある山頂に着きました。展望からは下天草や八代海の眺めが眼下に見られます。展望台以外に山頂らしき標識はありません。直ぐ近くにミューイ天文台がありましたが、訪れる人がいないのか無人でした。帰りも同じコースで下山。岩に足を取られることもしばしばで、笑う足を我慢しての下山。風が強く寒いので無線はせず。海抜ゼロメートルからの往復で結構な歩行量になりました。

コースタイム:登り80分 下り45

太郎丸嶽山頂


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次郎丸嶽山頂
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龍ヶ岳山頂
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龍ヶ岳山頂から下天草方面(あいにくの天気でした)
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「JCG43003天草郡からオール熊本コンテストに参加しました」
昨年、このコンテストに県内局として初参加し、短時間にも関わらず14Mで入賞したことで、今年も意気込んで参加することにしました。今回はコンテストに合わせて、九州百名山「太郎丸嶽・次郎丸嶽・龍ヶ岳」登山と日程を合わせました。幸い3連休天気にも恵まれ、山登りも移動運用も快適でした。
運用地は、天草郡苓北町です。天草郡はこれまで移動運用したことがないところで、山登りを終えて近いことからの選定です。
コンテスト開始時間は09時ですが、場所選定に手間取り少し遅刻してのスタートです。それでも14Mはコンディションが良く最初の1時間はかなり呼ばれて、息つく暇もないほどでした。ただ、熊本県内とは反対の東シナ海沿いのため、県内局はあまり聞こえず、県内マルチが伸びませんでした。落ち着いたところで7Mも運用してみましたが、コンディションが悪く14Mほど呼ばれませんでした。12時を過ぎるとコンディションは落ちほとんど呼ばれなくなり、1230にはQRTしました。
実質運用時間は3時間程度でしたが、昨年を大きく上回る局と交信できたことは大きな成果でした。
撤収後、苓北町の観光地として有名な富岡城址に行きました。小高い丘の上にあり144Mでは長崎県内や阿蘇方面の局が聞こえていました。
コンテストでQSO頂いた各局に感謝します。QSLは希望の局に送付します。
苓北町運用地(右は14M・左は7/21Mツエップ)
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運用地から見た苓北町市街地
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富岡城址
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RHM-10で簡易ダイポール
RHM8(BNC)を入手したことから、いつも使用しているRHM10と組み合わせて、短縮DPアンテナとして使用できないか試してみました。給電部は手元にあったY型コネクタを使用しました。当初、マグネット基台を使用して車のボンネットに取付けてみましたが、SWRが高く使用できなかったため、マグネット基台を踏み台に置いてアースを取らない状態で実験しました。両方のアンテナの長さを同時に調整しながらSWRの最良点を探します。結構手間がかかりましたが、7/10MではSWRも下がり運用可能範囲になりました。受信した限りでは単体での使用よりSが2程度上がり、ノイズレベルも低くノイズに埋もれた信号も受信できることが分かりました。フルサイズのツエップアンテナと比較すれば相当ゲインは落ちますが、単体での使用よりストレスなく運用できると思います。今回は、本格的な運用ではなく実験ですが、設置金具を作成すれば本格的な移動アンテナとして使用できそうでした。なお、14M以上は何も聞こえなかったため実験結果は夏場に。

アンテナを短縮した状態
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広い駐車場で実際にアンテナを伸ばしてテストしました。
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