jh4ouhのblog

アマチュア無線、山歩きなどを趣味しています。ぜひご意見ください。

九州百名山の親父山・障子岳・古祖母山に登りました。
今回は、西臼杵郡の3山に登りました。当初は、親父山~障子岳で引き返すつもりでしたが、障子岳山頂で出会った地元登山者の誘いで古祖母山まで一気に足を伸ばすことにしました。その甲斐あって一日で九州百名山2座を制覇できました。
ここへは、九州自動車道で熊本県側から国道325号線で南阿蘇村~高森町を経由します。宮崎県に入り15分程度で龍泉寺が見えたら左折し町道に。しばらくして民家がなくなるころからは林道親父山線です。国道から入り40分で四季見キャンプ場に着きます。この間、車には1台も出会うことはありませんでした。この辺りで既に標高は1100mを超えています。そこからさらに5分で登山口のある四季見橋登山口です。ここに普通車なら34台程度駐車可能です。さらに車でも大丈夫そうな林道を20分程度歩くと登山口の標識があり林道を離れます。登山道は、木の根を利用し、階段状に整備され歩き易くなっています。途中の登山道には赤のテープで見印があり迷うことはありません。最初の取り付き付近はやや急でしたが、日差しを遮る快適な杉林です。やがて尾根に出る頃からは緩やかになります。登山口から1時間弱で親父山山頂に着きました。山頂からの眺めは南方面のみで、さらに休憩できるスペースもなく山頂らしくありません。ここには長居せず、休憩後直ぐに障子岳を目指しました。少し下り、尾根沿いの緩やかな登り道で快適な登山道をゆっくり歩くこと25分程度で障子岳山頂に着きます。障子岳山頂は1700mを超えていますが、この辺りの祖母傾山系は1600m~1700m級の山が連なっており、標高を感じさせません。それでも今回歩いた尾根沿いでは一番高い場所です。山頂からは阿蘇、雲仙普賢岳、由布岳鶴見岳、久住など九州の有名な山は一通り眺めることができます。ここから古祖母までは往復2時間の行程。行くかどうか迷うところでしたが、もう一度登ることを考えたら、今回行く方が楽だと判断し縦走することに。また、ここで出会った地元の山ガールが同行してくれることが背中を押してくれました。おかげで迷うこともなく40分程度で古祖母山に到着。ここで簡単な昼食を。20分程度の休憩で直ぐに帰路に。疲労も出てきたことでかなりペースダウン。途中休憩を頻繁に挟むようになりました。同伴の山ガールはかなり健脚で付いていくのが精いっぱいでした。ただ、会話しながらの歩行は疲れを忘れさせてくれます。障子岳⇒親父山を経由し休憩時間を入れて6時間の行程で登山口に。下山後も山ガールが林道の近道を案内してくれたことで高千穂町に早く着くことができました。下山後は、一人で日之影町の温泉施設に。
今回、YAMAPを初めて使いましたが、軌跡も履歴として残り便利です。IDKODA
行程:四季見橋登山口⇒1時間10分⇒親父山⇒25分⇒障子岳⇒40分⇒古祖母山⇒55分⇒障子岳⇒20分⇒親父山⇒55分⇒登山口

【親父山山頂】
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障子岳山頂
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古祖母山山頂
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【2023年5月山口コンテスト参加記】
このコンテストは、5月の第二週がHF部門、第三週がVUSHF部門に分かれて開催されます。昨年まではHF部門をメインに参加していましたが、今年は久々にVUHF部門に重点を置くことにしました。このVUHF部門には電信部門がありませんので、音声通信にもかなり主軸を置くことになります。
(HF部門)
18時開始ですが、14Mが少しだけ開けていたのでそちらからスタート、15分程度で21Mも聞こえていたことで14~28Mを運用。我が家の設備は貧弱で、1.8~7MはCQを出しても呼ばれないので、サービス程度にとどめました。翌日の日曜日は、久しぶりの好天だったので下関市の山登りに出かけたので運用せず。結果は36QS0でした。1.8Mの5局は立派?
(VUHF部門)
この週末は、広島サミットの影響で厳重警戒のさなかです。主要な通信設備のあるところには移動できないことが予想されたので、多分大丈夫であろうと思われる大島郡周防大島町に飯の山に行きました。やはり予想通り、警察による警備もなく安心して運用できました。
ここには周防大島町(旧大島町)に住んでいた時からよく移動していた場所ですが、はっきり言ってあまり期待できません。ただ、運用地までの経路や運用のしやすさ、トイレもあるなどのメリットもあります。また、展望台からの景色は絶景で、天気が良い日中は多くの観光客が訪れます。
さて、コンテストは18時開始です。最初に覘いた50Mはほとんど聞こえません。仕方なく144MのFMからスタートしました。このコンテストは、電信・電話での重複QSOでもカウントできますが、144/430Mの電信で運用している局はほぼ皆無です。(ワッチ不足は否めませんが)
FMでQSOした後にQSYを依頼する方が効率的でした。ただ、50MだけはそこそこCWでCQtestが聞こえており、CW部門の独立の必要性を感じました。
当日は22時を過ぎたころにはほとんど応答がなくなり一旦QRT。無線人口の高齢化を感じました。
翌日は06時過ぎから運用しましたが、期待していた50MはESPでのQSOには至りませんでした。福島とVR2のビーコンは聞こえていましたので開けたのかもしれません。
お昼を過ぎたころにはかなり暑くなり1330にはQRTしました。
結果は延べ127QSOでした。昨年のトップの得点には遠く及びませんが、3位争い位にはに食い込めればという程度でした。移動地、アンテナからすれば好成績??でしょう。
アンテナ:50M用 2エレHB9CV
    :144/430用 ノンラジアルGP VX/1000
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南西方面(室津半島・長島)
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展望台から江田島・広島湾を望む
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「中国製アンテナチューナーATU-100使用記」
中国製でAmazonでは12,800円程度で販売されているアンテナチューナーAT-100を入手できたので、その使用レポートを書きます。
本体の大きさは、160×90×40でスマホを少し厚くした程度と大変コンパクトです。このチューナーには外部電源型とリチュームイオン電池内蔵型とがあるようですが、私の入手したのは電池内蔵型ですので、コードレスでどこでも使用できます。充電用USBコードも付属していました。
取扱説明書がないので、定格や詳細な取扱い方法など不明ですが、ネットでの情報では入力は10w~40wとありましたので、移動運用前提での使用が適当かと思います。IC-705等のQRP機ではパワー不足で動作しないかもしれません。
【使用感】
試しに、日頃使用しているLWで使えないかと14/21/28の各バンドで20W程度のパワーを入れて試してみましたが、予想通りチューナーは動作せず。次に、私の固定用アンテナであるミニマルチの14/21/28MHZ用のロータリーDPでテストしました。このアンテナは、設置から20年以上経過しており、バンドによってはSWRは少し高めです。特に、21/28Mなど帯域の端ではSWRが3.0を越えます。早速、アンテナを接続しモードをAMにして20W程度の出力でTUNEをオンにします。3~5秒程度でチューニングが取れSWRは1.1以内を表示しました。ただ、パワー計は実際よりやや低い値のような気がします。ツエップアンテナでもテストしましたが、ほぼ同様の結果でした。パワー計の表示は、実際と大きくずれている様で、信頼できません。
【結論】
➀ある程度調整の取れたアンテナ(SWR3以内)で使用する。基本的には、屋外型ATUの代替えではなく、内蔵型ATUと同じような使い方が適当。
②最低パワーは10w以上であること。(10W以下ではTUNE動作しませんでした)
③電池は相当時間持ちます。USBなのでシガライタープラグやモバイルバッテリーでも充電可能。
小型軽量で移動運用には最適ですが、メーターの精度もやや不安で、中国製で信頼度は高くないかと思います。実売価格は12,000円程度ですので、割り切れば値段相応かと思います。私の個人的感想としては、信頼のおけるメーカー品マニュアルチューナーが5千円程度で入手できるのでそちらをお勧めします。また、私は、非純正ATUで無線機のファイナルを損傷したことがあるので、是非純正品をお勧めします。(FC-40の記事も参照してください)


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JCG45004西諸県郡高原町
先の、九州百名山矢岳から下山後、麓の皇子原公園で10Mを運用しました。ここは、東方面に開けた高台に位置しており、ロケーションは良さそうでした。ただ、休日の昼間は公園利用者が多く、場所選びには注意を要します。今回は、短時間運用ですので10Mのみ運用しましたが、コンディションが良く1時間余りの運用にもかかわらず73局とQSOできました。
JCG45001北諸県郡三股町
当初は、西諸県郡皇子原公園で1.9Mも運用するつもりでしたが、駐車場が夜間閉鎖されること、利用者が多くさずがに1.9MのDPは目立つことから諦め、明日の登山ルートのことを考慮し、北諸県郡三股町に決めました。運用した運動公園は高台にありVHFで運用しても面白そうでした。メインは、1.9Mですので、他のバンドは運用せず日暮れを待って運用開始。1時間強の運用でしたが38局とQSOできました。クラスターに載せて頂きTNX・・
なお、翌日は予定していた無線運用は登山疲れでできませんでした。
JCG45006東諸県郡綾町
昼過ぎには釈迦ヶ岳を下山したことで、昼間の短時間ですが温泉施設の駐車場で10Mを運用しました。途中で雨が降り出したことで実質45分の運用でしたが、多くの方にコールいただき64局とQSOできました。一旦、温泉でゆっくりした後、雨が止んだことで夕方から別の場所で1.9Mを運用。平日ということもあり21局に留まりました。
今回は、宮崎県の3郡から短時間でしたが運用できました。1.9Mでは運用場所にも制約があり苦労しました。CALL頂いた各局に感謝します。
今回使用したアンテナは、10M=サガ電子ツエップアンテナ・1.9M=7自作フルサイズDP

九州百名山の霧島連山矢岳・国富町釈迦ヶ岳に登りました。
【矢岳1131m】西諸県郡

九州道小林ICを下り、農免道路で西諸県郡高原町の王子原公園に。さらに林道を10分程度で矢岳登山口に到着。途中に案内板があるものの、高千穂峰登山口への分岐もあり、やや分かりにくい印象でした。登山口には広い駐車場があるものの車は1台もない。結果、全行程で一人にも出会いませんでした。この登山口は、高千穂河原から新燃岳への縦走路となっており、入り口には登山規制の看板がありました。登山道は、その看板があるところから入ります。しばらくは緩やかで歩きやすい道です。適度に赤いテープもあり分かりやすいのですが、予定では直登コースへの分岐が15分程度であるはずだったのですが、見落としてしまい南コースから山頂を目指すルートに変更しました。ここにははっきりとした案内板がありました。コースを右に取りしばらくすると沢に下ります。当日は水が少なかったので良かったのですが、雨上がりなどは渡れないこともあるかもしれません。ここからはやや急坂になり次第に視界が開けてきます。分岐から20分程度で尾根に出ました。ここでコースを左に取ると竜王山に行けます。案内板に従いここを右に。尾根沿いの歩きやすい山道を10分程度で山頂に到着しました。さほど広くはない山頂からは360度の展望。南側には高千穂峰が鎮座。圧巻の景色が堪能できます。西側には新燃岳などの霧島連山が見渡せる絶景ですが誰も登ってきませんでした。ただ、韓国岳は隠れて見えないのが残念です。山頂から144Mを運用。宮崎・鹿児島など4局からCALL頂き、小林市の局は28年前に韓国岳からQSO頂いていた方で感動でした。下山は、見落とした直登コースから下山。やや急な道で時短にはなるが歩きにくく、上りは南登山口コースからが正解でした。途中、沢に下り再び登ると本コースに合流。分岐から10分弱で登山口に到着しました。

登り:1時間10分 下り:45

【釈迦ヶ岳831m】東諸県郡

登山口の法華嶽登山口までは綾町の中心部から10分程度。ここは、広範囲な公園で、施設内にはキャンプ場やプールなどもあるレジャー施設です。登山口は公園の最上部の広場です。ここでも地元の登山者と会い、同行を誘われ一緒に登ることにしました。しばらく待って3名で登山開始。公園の端で歩いて3分程度で林道に。ここからはしばらく林道を歩きます。標識もしっかりしており迷うことはない単調な山道です。途中9合目を過ぎたところの展望所から高千穂峰が見えました。天気次第では、桜島も見えるそうです。山頂まではゆっくり歩いて2時間弱でした。予定より30分程度オーバーしましたが、同行者は70代でゆっくりおしゃべりをしての登山なのでこんなものでしょう。山頂にはベンチあり休憩出来ます。西方面が開けた展望所へはさらに5分歩きます。ここから綾岳経由で綾町綾川荘に下山することもできます。今回は、同じコースで下山しました。
下山後入浴した綾川荘の温泉は350円でお勧めです。

参考タイム:登り1時間50分 下り1時間20

下山後、同行者の誘いで国富町の桜を見に行く。満開の桜は菜の花畑と良く似合い、インスタ映えします。
「矢岳山頂から高千穂峰」

202303宮崎県の山登り (22)
「登山口付近から見た高千穂峰」
202303宮崎県の山登り (3)
釈迦ヶ嶽山頂
202303宮崎県の山登り (54)
国富町の桜
202303宮崎県の山登り (64)

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