昨年はコロナ禍の折、参加自粛が呼びかけられたことで、議決権行使書を提出しましたが、今年は都合がついたことで、都内の会場に行くことができました。当日の都内の最高気温は36度超でかなりの猛暑でしたが、昨年を大きく上回る社員が出席しており、会場内は熱気で溢れていました。
総会は、ほぼ定時に開催されましたが、第一号議案だけで予定の2時間をオーバー。集計方法が、挙手によるもので、事務側が会場内を歩いて集計するという超アナログな手法で、かなりの時間ロスと感じました。1号議案は、承認はされたものの、かなりの反対票がありました。休憩を挟んで2号議案の審議に入りました。(以下略)
第2号議案では、専務理事の選任否決など予想外な結果でした。
【私見】
①決算内容について、専務理事は収支均衡が図れ財務状況は改善したとの説明でしたが、コロナ禍による行事中止や出張取り止めなどによるところが大きい。経費削減など支出削減の努力は聞かれなかった。会長の交際費接待費等見直しの余地は大きいと思います。今どき中元歳暮は必要でしょうか。
②QSLの転送遅延
主な要因は、コロナ禍による人員不足とのこと。コロナ禍は既に3年を過ぎており、正常化に向けた努力不足と、JARLの検証能力が欠けていると思います。
③専務理事否決は、職務執行能力に問題があると思わざるを得ず、否決はやむなしと判断します。
④地方本部および各支部の決算について
地方本部・支部の会計決算の開示は現状任意となっており、それぞれの支部の判断によるとの回答であった。山口県でもここ数年非開示になっており、開示するよう要請したい。
【総括】
私の印象では、各社員の質問に対して理事・事務局側の説明は丁寧さに欠け、不都合な部分はなるべく避けているとの印象でした。専務理事は高額報酬(9百万円と聞いています)を得ている立場であり、もうし少し社員(会員)に寄り添った対応をすべきと思いました。
また、質問する社員側についても、準備書面で回答のあった項目を更に質問するなどを避け、時間短縮に配慮する必要が有ると思いました。私自身、会計決算について質問したかったのですが、会場の雰囲気に圧倒され機会を逃しました。来年は、しっかり準備して臨みたいと思います。
JARL中国地区社員 JH4OUH