jh4ouhのblog

アマチュア無線、山歩きなどを趣味しています。ぜひご意見ください。

2022年09月

2022年9月「福岡コンテスト」にJCC4016から参加しました
福岡コンテストは、10年くらい前だったか、7月開催されていたころに1度参加して以来、久しぶりの参加です。今回は、九州百名山である釈迦岳・御前岳登山の帰り道での運用です。登山後はいつも温泉に行くのですが、今回は福岡県内ではもっとも好きな筑後船小屋「恋ほたる」です。ここは、福岡県営の筑後広域公園の一角にあり、車中泊用のRVパークも併設されています。運用地も、ここの駐車場の一角からで、7/21&14Mのツエップアンテナを設置して25日の午前中だけ運用しました。午前10時を過ぎたころには公園を訪れる人が多くなり、アンテナを早々に撤去、QRTしました。実質運用時間は2時間強で、14Mも開けたものの、7Mが中心で120局程度できました。思った以上に乗り込み組も含めた県内局は多かったかと思います。入賞は狙っていませんが、多くの方にコールいただき楽しめました。

202209福岡コンテスト (1)

九州百名山「釈迦岳」に登りました
この釈迦岳は、アマチュア無線の移動地としては九州本土で1番人気ではないでしょうか。
ただ、車で行けるレーダーサイトは大分県の釈迦岳で、そこから300m西の山頂が福岡県最高峰(八女市矢部村)の釈迦岳です。
さて、登山口はいくつかありますが、今回は矢部峠から山頂を目指します。ここへは、日田市内から県道9号線で前津江村方面に。さらに狭い県道をスノーピークの標識を目印に登っていきます。峠近くでスノーピークのキャンプ場に着きます。ここまでは、スノーピークの標識に従えば大丈夫でした。キャンプ場近くからレダーサイトを経由しての登山道もありますが、さらに林道釈迦岳線を福岡県方面に進み、県境の峠のピーク付近が今回の登山口です。なお、一番人気の周遊コースはそこから車で10分程度の杣の里渓流公園から縦走するコースです。
09時過ぎに登山口に到着しましたが、付近はまだガスがかかっており少し肌寒いほどでした。登山口には大きな案内板があります。登山道に入るといきなりの急坂でしたが、直ぐにその心配はなくなりました。途中、大分県側の釈迦岳展望台の標識を右に見て間もなく釈迦岳山頂に着きました。西側は樹木が邪魔して見通しが悪かったのですが、他は絶景でした。休憩後、遠くに見える御前岳(ここは九州百名山ではありませんが)を目指します。直ぐに鎖場があります。結構危険を伴いますが、慎重に下りていきます。(帰路は登りです)多少のアップダウンはありますが、概ね歩きやすい登山道でした。釈迦岳から45分程度で御前岳に到着です。こちらの方が山頂も広く360度の展望なので、多くの登山者がお弁当を食べていました。この頃にはガスが晴れ大展望が堪能できました。雲仙、阿蘇、祖母傾山系、久住山系、由布岳などの九州の名峰が見渡せる絶景です。特に、由布岳や雲仙普賢岳は雲の上に浮かんで見え、島のようでした。山頂では144Mを運用、さすがに福岡~熊本方面が良く聞こえていました。途中電池切れになり、VX1で0.1Wに切り替えましたが、対馬ともQSOできロケーションの良さが実感できました。先の、
杣の里渓流公園までは近いのですが、そこから矢部峠まで歩くのは辛いので、同じコースで帰りました。途中で大分県側の釈迦岳レーダーサイト展望台にも寄りましたが、無線の運用をされている方はいませんでした。
登山口~釈迦岳30分~御前岳45分
御前岳~釈迦岳45分~釈迦岳レーダーサイト10分~矢部峠20分

202209釈迦岳 (20)

遠くに見えるのが由布岳です。
202209釈迦岳 (14)
202209釈迦岳 (5)


「九州百名山(雁俣山1315m/京丈山1473m)」

登山口は、八代市泉の二本杉峠。ここに行くためには、九州道の御船ICを下り甲佐町~美里町を経由し国道455号線で行くことになります。この国道455号線は国道とは信じがたいほどの悪路、道幅も狭くカーブの連続で、そこらの林道の方がまともでした。さらに工事中の箇所も多く離合にもかなり苦労しました。(ガイドブックにも酷道とありました)
御船ICからは1時間程度で二本杉峠に到着しました。

駐車場は広くトイレもありますが、当日車は1台もなく寂しいものでした。駐車場を挟んで直ぐに登山口があります。登山開始後、最初は緩やかで歩き易いはっきりした山道でした。途中で、カタクリコースと直登コースに分岐しますが、直登コースを選択。8合目付近でカタクリコースと合流しましたが、ここで標識を見落とし下りのカタクリコースに入ってしまいました。さらに踏み跡を見失い標高1250mの偽の山頂に行ってしまったのが大失敗。やっと間違いに気づき先ほどの分岐まで戻り、10分で山頂までやっと到着しました。道を間違えたことで25分のロスでしたが、間違えなければ45分程度です。山頂には大きなベンチがあり、南~西方面の眺めが良い。一息つき写真撮影後尾根伝で京丈山を目指します。途中適度に標識もあり、はっきりした道ではあるものの、アップダウンが激しく距離もあったことで黒原登山口分岐までなかなか到着せず焦りました。標準タイムでは50分ですが55分もかかってしまいました。ここまででかなりの疲労が蓄積。休憩もそこそこに西に京丈山を目指します。やや緩やかな尾根道を八軒谷登山口との合流まで50分でした。ここから少しきつい上りとなり道も分かりにくく、赤いテープを頼りに登ります。合流点から50分後、やっと京丈山山頂に着きました。ここまで二本杉峠から既に4時間を経過しており縦走より単独でそれぞれ登る方が楽でした。軽食と休憩を取りますが、13時を過ぎ帰りの時間を考慮し無線はしませんでした。山頂からは北側~東の眺めが良好ですが、5分程度のところに別に展望所もあります。下山開始後、直ぐに道を誤り平家山方面に行くところだったのですが、直ぐに気付いて軌道修正。それでもテープを必死で探しながらの下山は不安でした。山頂から35分で八軒谷分岐、さらに40分で黒原登山口分岐に。ここからはやや急な下りを15分で黒原集落に着きました。集落から少し下った所に二本杉登山口の標識があり、そこを右に取ります。途中から道が不明瞭になり、出たところが集落へ通じる道路でした。ここから戻るよりはと部落に通じる舗装路まで歩きました。後はそのままL455まで出て約2k歩いて登山口に。延べ6時間15分の山歩きに。こんなに歩いたのに誰一人出会わなかった寂しい山歩きでした。(道迷いでのロス時間は1時間)
202209熊本の山登り (67)
202209熊本の山登り (87)


「九州百名山(烏帽子岳1692m)」
朝から結構な猛暑。早々に道の駅「子守唄の里五木」発、登山口は、宮崎県との県境の新椎葉越です。途中、日本の秘境中の秘境ともいわれている五家荘を通り抜け新椎葉越を目指します。途中の市道は舗装路でしたが、かなり荒れていたところもありました。道の駅から1時間強で標高1480mの新椎葉越に到着。ここは、九州本土で車が行ける峠としては最高峰と聞きました。広い駐車場や簡易トイレもあります。登山口は北側です。南側には白鳥山の登山口がありました。人気の国見山への縦走も可能ですが、駐車していた車は1台だけでした。

登山口を出発し、緩やかな登りからスタートし、小さなピークを越えた椎葉越までは20分。ここからもアップダウンが続き、長い尾根伝いの登山道は結構疲れます。さらにピークを何カ所か超えると山頂が見えてきます。ここからは少しきつい上りになり、登り切ったところでクマザサに覆われた五勇、国見山との分岐に到着しました。クマ笹がかなり茂っており標識も分かり辛いのですが、山頂が真近で迷うことはありません。ここでコースを左に取り10分弱で標高1692mの山頂に着きます。山頂からは北方面が良くないものの西から南方面が良く、霧島連山まで見渡せました。山頂では144Mを運用しましたがQSOは2局のみでした。4エリアは聞こえず、長崎、熊本、鹿児島の局が聞こえるだけで意外と静かでした。それでも対馬市の局が良く聞こえていたのは驚きです。帰りも同じコースです。登山口からの標高差は200mちょっとですが、アップダウンが結構あるので実感では500mから600m程度ではないかと思います。登山道は踏み跡がはっきりしており、赤色のテープもあることから迷うところは有りませんでした。やはり土曜日にも関わらず一人も出会いませんでした。登り2時間:下り1時間40
(QSO頂いた局:JE6EBT宇土市/7L3IOL/6熊本市)
202209熊本の山登り (97)

★番外編
【おまけで美里町の日本一の石段3333段に挑戦

このまま帰宅するつもりだったが、日本一の石段3333段が近くにあることが分かり挑戦しました。付近の駐車場代は300円です。昨日までの膝の痛みが残る中、石段をリズムよく登り始めます。登山道よりは歩きにくい印象です。途中、石畳の山道もあり、その距離を含めて合計で3333mになると聞きました。当日は気温が高く、途中で何度も休憩し1時間20分かけ石段の終着点に到着しました。毎年の大会での記録は25分と書いてありました。お寺はここから1k歩くことになり断念しました。下りはかなり膝が笑う中、50分で下りることができました。暑いはずです、麓の気温は37度の猛暑です。
202209熊本日本一の石段 (21)

↑このページのトップヘ