jh4ouhのblog

アマチュア無線、山歩きなどを趣味しています。ぜひご意見ください。

2024年6m&Downコンテストに佐賀県小城市から参加しました(JA6EFA/6 JCc4108小城市)
毎年、このコンテストは佐賀県から参加しておりますが、今年も移動地にかなり迷いました。今年は、天候が良く、猛暑が予想さたので、標高の高い鳥栖市九千部山としていました。ここは、九州百名山でもあり、周回コースでいくつかの山にも登れることが選定のポイントでした。早めに現地に到着し、まずは歩いて九千部山山頂をゲット。周回コースを歩きましたが、熱中症警戒アラートから山歩きは断念。山頂の那珂川市から少しだけ18Mを運用しました。その後、佐賀県側に移動し50Mを聞くと強力なノイズが確認できました。おそらく、地デジの中継所からだと思いますが移動運用には不向きでした。ここでの運用を諦め、以前移動したことのある小城市の公園にポイント移動。小城市の移動先に着いたのは19時でしたが、まだ明るかったので日没までにアンテナを設置できました。ここは、佐賀平野の中で、標高70m程度ですが広い駐車場とトイレもあり安心して無線ができます。ただ、東から南方面は開けていますが、西から北方面は山が連なっており全くダメです。
アンテナは、50M用は自作の4エレHB9CV、144M用マスプロ5エレ、430M用ダイヤモンド10エレを使用しました。
さて、コンテストですが、21時から6mメインに運用開始。開始直後から予想以上に呼ばれました。Espで7・8エリアが開けています。天候も良かったことで移動運用する局が多く聞こえました。こちらのロケーションがさほど良くないことをなど考慮しても滑り出しは好調でした。さらに、23時を過ぎるとEspが強力になり、1・2・3・9・0エリアまで開け、一気に局数が伸びました。一方、144/430Mは全く捗りません。430Mに至っては、この日のQSOは1局です。翌日も入れても3局だけでした。144Mは日曜日に局数が伸び3・4・5・6エリアのみでしたが21局の成果でした。
翌日は、06時から運用を開始しましたが、既に7・8エリアのEspが確認できました。08時前からは1エリアから聞こえ出し、08時過ぎからは一気に1エリアが大オープン。ピーク時には1・2・0・7・8からかなりのパイルになりました。ただ、オープンは長続きせず、また開けていたエリアも広範囲ではなかったようです。11時にはなるとEspで聞こえるのは8エリアが中心となり、日中の猛暑もあり12時過ぎに撤収しました。今回は、Esp狙いの移動でしたが、その狙いは的中しました。ここ数年では好コンディションで、目標の200QSOを上回ることができましたが、50Mでは聞こえていながらできなかった34・38・46を落としたのは痛いところです。また、144/430Mの局数が伸びませんでしたが、ロケーションを考えれば仕方ないかもしれません。
QSO頂いた局に感謝します。

移動地から佐賀平野を望む(正面は有明海)
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小城市移動地

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雲仙普賢岳も見えました
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今年も、九州百名山登山を終え、宮崎県内局として宮崎コンテストに参加しました。
今回の運用地は、JCC4506日向市米の山です。登山の汗を流すため、門川町の温泉に入りましたが、そこから日向市内までは15分程度です。米の山は市街地からも近く簡単に行けます。一帯は、公園化されており、日向灘の絶景も楽しめます。山頂近くまで車で行け、駐車場から展望台のある山頂までは3分程度です。展望台からは、宮崎市内、日向市内、水平線まで見える太平洋に感動しました。
駐車場はそれほど広くありませんが、ツエップアンテナ程度は設置可能でしたので、7/21M用(短縮型)と14M用の2本のアンテナをを上げました。18時からのコンテスト開始時には、14/21Mは開けていましたが、コンテスト参加局は多くないようでさほど呼ばれず、山登りの疲れもあり19時にはQRTしました。翌日は、コンディションを期待して50M用の2エレHB9CVも上げました。07時、14Mから運用開始です。08時までは余りコンディションは良くありませんでしたが、次第に開け、1・2・7・0中心に強くなしました。10時を過ぎると、3・4・6エリアからも呼ばれコンディションが良くなったことが確認できました。同時に50Mも開けましたが、CWでの参加局が少なくあまり呼ばれません。50MのGWでは、山口市内の局ともQSOできました。宮崎コンテストは、ハイバンドのコンディションが良い時期に開催されるコンテストですが、やはりローカルコンテスト故、参加局は限られるようでした。
今回は、18Mのツエップも持って行ったので合間に運用しました。QSO頂いた各局に感謝します。
「宮崎市内方面」
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「山頂駐車場」
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日向市内方面
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「先ほど登った大崩山方面」
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九州百名山(大崩山1644m)に登りました
大崩山は、延岡市の夏木山・鹿納山・五葉山の主峰で、多数の岩峰や岩壁のある日本に2百名山です。ただ、今回は、その魅力的な山容を見ることができない宇土内谷からの最短コースを選択しました。
日之影町方面から登山口へは、国道218号を延岡方面に。延岡市の標識が見えたら、鹿川方面の標識に従い左折。狭い県道214号をひたすら北上します。途中、岩峰の比叡山の登山口があります。さらに小さな集落をいくつか通過し川沿いに進むと、最奥の集落上鹿川地区に着きます。ここは、バスの終点となっており、駐車場とトイレがあります。ここを右折すると鉾岳に行けますが、宇土内谷へは直進です。ここから、林道になりさらに道が狭くなります。人家がなくなるとセメントの舗装路に変わり、しばらく走ると舗装路から砂利道に変わります。乗用車でも何とか走れるますが、道には石がゴロゴロでパンクしないかと注意を要します。途中、沢から水が溢れている場所もあり、雨上がりには危険です。車を4WDに切り替え10k以下でゆっくり走行しました。国道から1時間半で、やっと宇土内谷登山口に到着しました。登山口にはジムニーが2台停車していました。ここからさらに鹿納山登山口に通じる林道がありますが、走行できるかどうかは不明です。登山口に車を停車して、ここからはいよいよ徒歩です。しばらくは林業の作業用道路を歩きます。途中からはかなり荒れており、雨上がりで靴が汚れました。少し行くと林業の作業中で、作業員の了解を頂き通していただきました。作業道の途中に登山口の標識を見つけ、ここから山道に入ります。杉林の中の赤のテープを頼りに登りましたが、途中から林業作業用の目印としての赤テープもあり、当てになりませんでした。さらに、伐採された木材で登山道が塞がれており、歩けない箇所もありました。迂回路もなく無理やり登るしかありませんでした。1時間弱で尾根近くに出ますが、この辺りまで登るとはっきりした山道に変わります。次第に険しい上りはなくなり、鹿納山分岐を過ぎるころからは道がなだらかになります。山頂近くで、上祝子分岐を通過すると一気に周りが開け、間もなく山頂に到着です。山頂からは南から西方面の阿蘇・国見山・宮崎市方面の眺めが良いですが、山頂手前300m地点の大岩の上からの方が展望は良好です。こちらはほぼ360度の展望が楽しめます。阿蘇・祖母傾山系、椎葉の山々が一望できます。山頂では、この好天にも関わらず誰一人出会わず、のんびり144Mを運用しました。さすがに標高が1644mあるので4エリア・6エリア・5エリが強力に入感していました。山頂には1時間程度滞在し6局QSOでき、山口市や呉市まで届いたことに感激でした。下山は同じコースを取りました。上りで苦労した杉の伐採現場を避けるため、遠回りでしたが、ヤマップを頼りに作業用林道を経由しました。コース中、出会ったのは2組3人でした。
この山で、九州百名山75/100です。
上り:2時間15分 下り:1時間20分
「北西方面}
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「山頂」
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「南西方面」
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「山頂2」
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「宇土内谷登山口」
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2024.5オール山口コンテストVUHF部門
昨年は3位に入賞できたことで、気を良くして今年も参加しました。
昨年同様に、土曜日の午後から大島郡の飯の山を目指して移動しましたが、県道の工事中で中腹から通行止めです。県道なので事前に調べておけば良かったと悔やまれます。仕方なく、他を当たることに。比較的近くて、車中泊を考えた時に快適な岩国市銭壺山・光市コバルト台地を候補にしましたが、光市コバルト台が帰り道なのでそちらに変更。40分かけてコバルト台まで行きましたが、地元の局が既にアンテナを上げていました。さらに変更をとなると時間がないため、近くで車で行ける同市茶臼山に行きつきました。ここは、標高が260m余りと低く、東方面には良くありません。到着した時点で既にコンテストの開始時間です。直ぐに、50M用に2エレHB9CV・144/430M用のアローラインを15分で設置しました。少し遅れましたが、1815から何とか参戦出来ました。やはりロケーションの悪さからかあまり呼ばれません。県内はそこそこですが、近隣が中心で35広島はできません。20時過ぎには聞こえる局もほとんどなくなったことでQRT。山頂は車中泊できる環境ではないので帰宅することに。自宅までは45分ですのでさほど苦になりませんでした。
翌日は早朝から比較的近い下松市笠戸島に移動しました。移動地は海抜30m程度で、VUHF向きではありませんが、駐車場も広くトイレもあります。また、HF帯のアンテナも設置できることから、エレメントのみ自作の18Mツエップも上げて運用しました。やはり、VUHFは期待以下でした。期待した50Mは昨年ほどの参加局がいなかったと感じました。暇な時間で18Mのアンテナをテストしました。少し開けたので20局程度でき、バンド内アンテナのSWRは1.3以下に収まりまずまず使えそうです。
本命のコンテストの方は、IC-7000がトラブルを起こし50Mのみ送信できなくなり、11時過ぎには運用を断念しました。結果は、全49局と昨年の半分以下でした。それでも、日頃コンテストではあまり出ない電話部門での参加で、お馴染みさんとお話しできたことには意義がありました。
帰りに道、下松市の低山を歩いてみました。(詳しくはYAMAPをご覧ください)
光市茶臼山の運用地点(眼下は光市内)
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下松市笠戸大橋(宮ノ洲山山頂から)
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下松市の運用設備
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笠戸島の公園で見つけた戦前下松市で製造されSL



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気候の良い、この時期を狙って九州百名山登山3座に登りました
①小川岳(宮崎県東臼杵郡)

一般的な登山口は熊本県山都町ですが、今回は宮崎県側からの登山です。登山口のある五ヶ瀬町へは、阿蘇市~高森町を経由して五ヶ瀬町に入ります。国道285号線から標識に従い町道に入りますが、五ヶ瀬ハイランドスキー場までの道は災害で通行止めです。当初は、向坂山(2年前に登りました)を経由して小川岳に至るルートを計画しましたが、新ルートで最短コースのテンヤボから登ることにしましました。国道265から6~7分程度で波帰集落が見えてきます。集落から小川岳の標識に従い、やや狭い林道に入ります。林道は普通車が通れる舗装路ですが、離合は苦労しそうです。7~8分程度走ったところで、分岐する林道があり左折します。林道は狭く上りもきつくなります。途中からは舗装路から石がゴロゴロの悪路になります。水溜りもあり車の下回りは泥まみれになりました。分岐から15分程度で辺りが開け車5台程度停まれる広場に到着します。さらに林道は伸びていますが、車はここに駐車しました。既に登山者らしき北九州ナンバーの車が駐車していました。ここからは徒歩で林道を歩きます。もう少し先まで車でも大丈夫だと思える林道を登っていきます。10分強で広場になり林道終点に到着です。登山口の標識もあり、ここが登山口とはっきり分かります。最初は杉の植林地を歩きますが、徐々に標高が上がるとススキの間からは五ヶ瀬ハイランドスキー場が見えてきます。極端な急登はありませんが、登りが続くので段々きつくなります。8合目辺りを過ぎると山頂が見えてきます。ここから最後の登りはさらにきつくなります。登山口から1時間25分で山頂に到着です。途中には標識がほとんどありませんでしたが、踏み跡がしっかりあり迷うところはありませんでした。山頂は広く展望もあります。当日は、少し黄砂があり大展望とはいかなかったものの、阿蘇地方の山々や、椎葉の山々が見渡せました。ここは、熊本県側からのルートと向坂山からの縦走路とが交わる所です。山頂では144Mを運用しましたが、平日にもかかわらず、6エリア6局とQSOできました。最遠は諫早市で熊本方面がよく開けています。下山は同じコースを45分で車を駐車した登山口に。

下山後、宿泊先の椎葉村仲塔渓谷の館に。ここは、廃校になった小学校を改築した簡易宿泊施設で3,000円で宿泊できます。
②二つ岳(宮崎県高千穂町)
早朝、宿泊先の仲塔渓谷の館を出発。五ヶ瀬町~高千穂市街地を抜け、県道7号線で上岩戸大橋に。大橋を渡り左折します。舗装路をしばらく走ると三差路があり、急なカーブを右折します。しばらく舗装路が続きますが、やがて石ころだらけの悪路になります。尖った石でパンクしないかと心配しながらゆっくり走ります。上り詰めたところが登山口ですが、車はその前の広場に駐車しました。そこから1~2分で富野尾登山口です。林道終点に標識があり、いよいよ山道に入ります。さほどの急登ではないのですが、ジグザグの上り坂はかなり息が弾みます。杉林の中は木陰で直射日光を避けることができます。登山口から1時間5分程度で林道に出ました。この林道は、かなり整備された舗装路で、日之影町の県道6号線から登山口に至るルートだと聞きました。ここまで車で入れば、残り30分程度で山頂に着くことができます。林道を200m歩くと、左にセメントで固めた急坂の階段が現れます。ここをよじ登り再び山道を歩きます。この辺りから、ヒカゲツツジ・アケボノツツジを見ることができます。丁度、この時期が満開と聞き偶然とはいえしっかり堪能できました。山頂手前のピークで、右は二ノ岳山頂に至る山道です。分岐から山頂までは10分弱でした。山頂は狭く展望もあまりよくありません。長居せず先の分岐まで戻ります。今度は分岐を右に取ります。一旦急坂を下り、その後は急な登りを10分程度で二ノ岳南岳に到着です。南岳の方が先の二つ岳より3m高いのに正式な二ノ岳ではないようです。南岳山頂はあまり広くないものの、眺めはまずまずです。と言っても、この辺りには標高1500mを超える山ばかりで、1100m余りではあまり高いと感じません。山頂ではお弁当を食べて下山です。山頂で、北九州から来たという山ガールと合流し一緒に下山しました。直ぐに分岐手前に急な登りがありキツかったのですが、休憩なしで1時間10分で登山口に到着しました。下山後、絶景で有名な高千穂町の国見ケ丘528mに行ってみました。ここは車で山頂まで行けます。山頂の公園からは阿蘇5岳や県北の山々、高千穂町市街地が一望できます。早朝なら雲海も見られます。
③緩木山・越敷山
竹田市の道の駅すごうから15分程度で越敷山・緩木山登山口に到着。土曜日ということもあり既に2台の車があり、登山者がいることが分かりました。天気予報は下り坂ですが、薄曇りながら天気は悪くありません。実は前回、2年前に道に迷い途中で断念した山だけに慎重を期すことにしました。(今回はヤマップがあるので迷わない)登山口から直ぐに、周回コース右回り・左回りの分岐があります。今回は、時計とは逆回りでのコースを歩くことにしました。最初は舗装路の林道歩きです。15分で林道と別れ山道になりました。やや急なところもある杉林の中の登山道は、踏み跡はあるものの分かりにくく赤のテープが頼りです。10分程度で再び林道に出ますがここが林道終点です。ここからはさらに急な山道をジグザグに登っていくことになります。テープを見落すと迷いそうでした。登山口から45分程度で稜線に出ました。さらに20分歩くと緩木山分岐に。越敷山へは右に折れ、さらに山道を登ります。ここからはさほど標高差はないのにキツク感じました。分岐から15分弱で山頂に到着です。山頂手前には大岩があり、回り込んで山頂に至るコースです。山頂はさほど広くなく、山頂の標識以外何もありません。それでも360度眺めは抜群です。ただ、標高1100m余りで、周辺は1500m越えの祖母傾山系、阿蘇山系、久住山系などがあり高い山に登ったと感じはしません。周回にはここから一旦下り先の分岐まで戻ります。緩木山へは分岐を直進し尾根沿いを歩きます。尾根は標高1000m程度ですが、アップダウンを繰り返します。30分程度で今回の周回コースで一番高い標高1100mの長尾山を通過します。誰かが取り付けたであろう標識がある程度で見過ごしそうでした。この辺りは宮崎県側の山々の眺めが良い場所です。尾根の途中で祖母山への登山ルートの分岐に出ます。ここを左にルートを取り、少し下りが続きますが、尾根沿いのルートは踏み跡がはっきりしており迷うことはありません。祖母分岐から30分で緩木山直下の分岐に。ここを右に急坂を登ると緩木山山頂に着きました。山頂は山城の跡らしき遺跡があります。ここの山頂は広いもののほぼ眺めはありません。下山ルートは、一旦先ほどの分岐まで下ります。そのまま直進し踏み跡を下って行きます。途中に、祠と展望所があるので寄り道してみました。木々の間から阿蘇山が見えます。この辺りは、杉の植林で林道作業用の踏み跡もあり間違わないようにしました。天気予報通り、途中から雨が落ちてきたので急いで下山しました。緩木山山頂から40分で林道に出ます。さらに10分で登山口に到着しました。
山歩きの詳細な写真は、ヤマップ{ID:KODA」をご覧ください。
202404小川岳 (12)
202404高千穂町二ツ岳 (17)
202404高千穂町二ツ岳 (14)
202404高千穂町二ツ岳 (5)
202404高千穂町 国見ケ丘(9)
202404緩木山越敷山 (20)




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