9月の連休、好天に恵またので長崎県の九州百名山を4座回りました。
【九州百名山⑳:雲仙普賢岳1359m】
ここは、長崎県の秀峰の中で、最も人気で登山者の多い山ではないでしょうか。
特に、ミヤマキリシマや紅葉の季節には多くの人が訪れるようで、仁田峠周辺はとても混み合うようです。
登山口は数多く存在しますが、最も短時間で登れるのは仁田峠からです。ここへは、100円の環境協力金を支払い仁田峠循環道を10分ほどで仁田峠駐車場に。ロープウェイの仁田峠駅の右手に登山口があります。緩やかな、登りを少し歩くと直ぐに下りになり、仁田峠から30分ほどで国見岳分岐の紅葉茶屋に。休憩には最適ですが眺めはありません。ここからはやや急登となり標高を稼いでいきます。分岐から20分程度で山頂に。
山頂は岩がゴツゴツで360度遮るものはありません。普賢岳の石柱の後ろには、平成の噴火でできた平成新山(登山禁止)が圧巻です。平地では気温25度以上でしたが、山頂は結構寒かったです。山頂から144MHZを運用、6エリア(福岡・熊本・佐賀・長崎)県内各局とQSOできました。さすがに、標高1359mですので、多くの局が聞こえていました。
下山も同じコースを取ります。予想外に短時間で往復できました。
下山後、少しだけ7MHZを運用しました。
上り:50分
下り:40分
【九州百名山㉑:九千部岳1062m】
先の雲仙普賢岳とはすぐ隣。雲仙の中では地味な存在で登山者は少ないようで、山頂には誰一人いませんでした。
今回は、一日で普賢岳も登るので最短時間で登頂できる吹越登山口から山頂を目指しました。登山口には駐車場がなく、300m程度離れた路側帯に駐車。登山口には立派な標識があり、整備された登山道でした。5分程度登った後、岩がゴツゴツの下り坂に。その後は平たんな山道が続いた後、田代原牧場からのコースとの分岐点に。ここを左に取り狭い尾根沿いの登山道を20分程で山頂に。山頂は狭く展望がないが、岩の上に登ると、普賢岳や橘湾越しに長崎市野母崎、天草諸島などが良く見えました。下山は同じコースを。
上り:50分
下り:40分
【九州百名山㉒:郡岳826m】
地元の登山者は多いものの、県外の登山者はほとんどいないとのことでしたが、九州百名山に選ばれています。登山口のあるのは大村市野岳湖です。西・北・南に各登山口があります。今回は縦走しないので、最も登山者の多い南登山口から山頂を目指しました。登山口には、古いトイレもありましたが、とてもキレイとは言えません。コースを通じて急な坂はなく、小さな子供でも登れる山です。山頂近くまで、杉やヒノキの植林の中を歩くので、花粉症の季節は要注意でしょう。7合目付近に坊岩分岐がありますが、そのまま山頂にコースを取るとほどなく山頂に。
山頂は西方面の180度の展望ですが、大村湾から平戸、五島列島まで望めます。
山頂からは144/430MHZを運用、佐賀・長崎県内の5局とQSOできました。標高826mの割には聞こえている局は少なかった印象です。下山は同じコースを。
上り:1時間
下り:50分
【九州百名山㉓:八郎岳590m】
長崎市の最高峰で絶景の山として市民には親しまれているようでした。
登山口は、長崎市野母方面に10k程の香焼町平山バス停からすぐの市民農園駐車場。今回は、ここから乙女峠・小八郎岳経由で八郎岳を目指す予定でしたが、先の豪雨被害でお堂水場から先の登山道が分からなくなっており断念。往復50分を無駄にすることに。気を取り直して、墓地側の正面登山口から山頂を目指しました。それほどの急登や岩場などなかったものの、標高差が550m程度あったこと、既にずいぶん疲れていたことで予想以上に時間を要しました。途中はほとんど展望がなかったものの山頂は360度の絶景で、眼下に軍艦島・高島・伊王島・野母半島、女神大橋など長崎市の町並み、遠くは大村湾から平戸・五島列島まで見渡せました。
山頂で144MHZを聞いて見ましたが長崎市内や近郊の局が数局聞こえていた程度で、CQにも応答がありませんでした。下りは同じコースを。
上り:1時間10分
下り:50分きこ