jh4ouhのblog

アマチュア無線、山歩きなどを趣味しています。ぜひご意見ください。

2023年11月

筑豊地方の2山(嘉麻市長谷山・桂川町弥山)に登りました
1.嘉麻市長谷山
長谷山はマイナーな里山にしては登山口も登山道をしっかりしていました。未舗装ですが駐車場も用意された登山口には立派な看板がありました。到着後すぐに登山開始、しっかりとした緩やかな登りで5分も歩くと神社がありました。その横を通り過ぎ、神社から5分で標識があり、道は左に90度折れます。ここから山頂に向けて荷物運搬用のレールがあり、その横を歩きます。道は次第に急になり山頂間近ではロープもありました。登山口から25分であっけなく山頂に着きました。山頂は広く、簡易トイレやブランコまであります。山頂では、初日の出を見るイベントがあるのかと思います。低い里山ながら山頂からは嘉穂市内、桂川・飯塚市内の眺めが楽しめます。写真撮影後すぐに同じコースで下山しました。途中の神社でお参りをして山頂から15分で駐車場に到着です。
上り:25分 下り:15分
下山後まだ十分時間も体力もあるので、ここから5k程度に位置する弥山にも登ることにしました。
2.嘉穂郡桂川町弥山
長谷山登山口から15分で弥山登山口に着きました。ここに登るのは2回目です。森林公園を過ぎ間もなくキャンプ場着きます。ここが登山口です。ここに案内板、トイレもあります。今回は前回とは逆の周回コースを使いました。途中、脇道はあるものの登山道ははっきりして、分かりやすい標識もあり安心でした。季節によっては見ることができる花の写真や説明もあります。山頂までは単調な登山道で急なところはほとんどありません。9合目で七曲りコースと合流します。ここには唯一の展望所があり、飯塚市、桂川町内が一望できます。また、南方面には遠く英彦山までが見えましたが、反対方向の福岡市方面は展望がありません。山頂へは展望台から5分程度歩きます。山頂には三角点と標識があるだけで、木立の中で眺めは全くありません。この日は北風の中で寒かったので長居しませんでしたが、山頂では2mでCQを出すと48年前にQSOしたJA6WGL局から応答があり感激しました。一旦展望所まで下り、ここで一服し七曲りコースで下山しました
上り35分、下り20分。
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「オール九州コンテストにJCG40007鞍手郡から参加しました」DeJA6EFA
今年のオール九州コンテストはどこに移動しようか悩みましたが、1.9Mのアンテナを張るスペースが確保できる場所が前提となることから、事前に下見をしておいた鞍手郡小竹町からに決定しました。約9年前にここから10Mの移動運用をしたことがあり、ある程度の事情がわかるところです。1.9Mのアンテナを明るいうちに設置するためには、早めに到着することが必須でしたが、なんと1.9Mのアンテナを忘れて引き返したことで45分のロスとなりました。それでも、福岡県の日の入りは17:30頃だったので、ギリ日没に間に合いました。今回も1.9Mでコンテスト前の移動運用を試みましたが、最近は1.9Mは運用局が少なくなったようで、12局しかできませんでした。
コンテストは21時から開始ですが、昨年より参加局が少なく感じました。QSOの大部分は21時台のもので、2230を過ぎると応答がほとんどなくなりました。ただ、6エリア内の局からの応答が多く、他のエリアからの参加局は楽しめたのではないかと思います。昨年は夜だけの運用でしたが、今回は早起きして06時台の日の出寸前にも運用しましたが、こちらは1局もできませんでした。
23日(祝)は、1.9Mのアンテナを下ろして、7/21Mツエップ、14Mモノバンドツエップに上げ替えました。08時に7Mからスタートしましたが、出始めの1時間はかなりのハイペースで呼ばれました。その後はコンディションが悪いのか余りは\呼ばれません。14Mもそこそこのコンディションで、11時台まで開けていました。また、21Mも開けていましたが、参加局が少なく4局止まりでした。なお、28M以上は未確認です。コンディションも落ち、例年通り12時前にはQRTしました。今回、3.5Mは運用していませんが、モノバンドでの参加と割り切れば7・14Mが楽しめるかと思います。
QSO頂いた各局に感謝します。QSLは希望の局のみ発行します。
敷地も広く、ほとんど人も来ないのでゆっくり運用できました。
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九州百名山登山の合間に6エリア内で移動運用しました
(1)11月3日:JCG43008球磨郡五木村
球磨郡は広範囲で多くの町村があり、私自身も未交信町村が多くあります。今回は、九州百名山の保口岳(八代市)の麓に位置する五木村からの運用です。(自分自身も未交信)五木村を訪れるのは、2回目ですが、前回は無線の運用はしていません。五木村は球磨川の上流に位置し、ほとんどが山岳地の谷間で、ロケーションを選ぶような運用地もほぼありません。運用地は球磨川沿いにある横手公園です。10Mのツエップアンテナを設置し1時間余の運用でしたが、60局余りQSOできました。
運用後は、道の駅子守唄の里五木近くにある五木温泉夢唄(500円)で汗を流しました。
202311球磨郡移動 (5)
202311球磨郡移動 (3)

(2)11月4日:JCG43009下益城郡美里町
運用は九州百名山大金峰・小金峰下山後です。時間的な余裕がなく、車で5分程度の二本杉峠展望駐車場で運用しました。二本杉峠の標高は1000mを超えており、VUHFでも良く飛びそうでした。展望所からは熊本市内から島原半島まで展望できます。ただ、整備が老朽化しており、かなり薄暗く寂しいところでした。駐車場は未舗装ですが広いので、7Mのフルサイズでも大丈夫そうでした。
ここでは、10Mを1時間弱運用し52QSOでした。
202311下益城郡移動 (4)

JCC4008大牟田市
大牟田市は特に珍しいJCCでもなく、これまで通過するだけで運用したことはありませんでしたが、自身が10Mでは未交信でしたので運用してみました。1時間にも満たない短時間運用でしたが、快晴の秋晴の中、39局とQSOできました。今回運用したところは、1.9MのDPも張れそうだったので、次回は1.9での運用を試みたいと思います。

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九州百名山「保口岳・大金峰/小金峰(熊本県八代市)」に登りました
今回登った2山は、九州山地の秘境八代市五家荘に位置し、登山口までの国道(酷道)県道は考えられないくらいの狭悪路でした。
【保口岳1281m】

登山口のある、八代市(旧泉町)柿迫集落へは、九州自動車道小池高山ICで下り国道443~美里町~泉町~氷川ダム~県道247号に。この県道247号はかなりの悪路で、30分走っても車に1台も出合わないほど地元の人も通らない難路でした。子別峠を越え急坂を一気に下るとやっと人家が見えてきます。しばらく走ると左に分岐道が見えてきます。左折してすぐに保口岳登山口の標識がありました。ここから登山口までは林道を7k登ります。途中、未舗装路もあり、かなり荒れていました。タイヤのパンクに注意しながら30分くらいかけて、林道終点の登山口まで登ります。登山口には車5台程度駐車可能です。誰にも出会わないと思っていたところ、偶然小城市から来ていた登山者と出会いました。山頂まで同行を提案すると快諾頂き、やや安心しました。予想通り、道もが分かりにくいところもあり、2人での登山は正解でした。いよいよ登山開始。登山口の標識があるところから坂道を登り始めると、10分程度で民家がありました。まさにポツンと一軒家です。住民が居たので挨拶をして人家の中を横切ります。杉林の急な坂道を登るとやがて荒れた林道に出ました。ここから草が生い茂った林道を少し歩き、再び急な坂道になりますが、やや道が分かりにくい所がありました。しばらくすると尾根に出て歩きやすくなりますが、最初のピークの普賢峰の手前は鎖場の岩登りで、下りではかりかなり危険と感じました。そこを抜けると標高1280m普賢峰山頂。狭いし眺めもイマイチで写真撮影と小休止だけで先を急ぎます。ここから山頂へは一旦下り、さらに急な山道を10分程度登ると保口岳山頂に着きました。山頂は南側以外が開けています。阿蘇山方面、熊本市内方面の眺めはままずまずです。帰路は、登山ブックにはない林道に下りるコースを選択しました。来た道とは逆方向の杉林の中を下ります。案内板はないものの、赤いテープを目印に急な下りを10分弱で作業道に出ました。ここからはかなり荒れた作業道(林道)を歩くことに。所々、崩壊が進んで危険な個所もありますが、アップダウンはありません。山頂から1時間余で、上りで使用した登山道と出合います。ここからは標識に従って民家に下り、さらに下ると登山口が見えます。途中には標識がない箇所もありやや戸惑いましたが、ヤマップを使用したことで直ぐに軌道修正できました。
同行頂いた、和の森さんありがとうございました。
上り:1時間半、下り:1時間20分

【大金峰1396m/小金峰1377m】
登山口へは、国道445号で二本杉峠を目指します。国道455号は、国道と言っても道が狭くカーブの連続でスピードが出せないまさに酷道です。登山口は二本杉峠手前を左折し3分程で着きます。登山口には車10台程度止められる未舗装の駐車場があります。この日は、既に4台停まっており、自分だけではないと安心しました。登山道は、正面に見える標識から入ります。直ぐに鹿除けの柵が2か所あり開けて入ります。今回は、大金峰~小金峰の縦走ですが、まずは手前の大金峰を目指します。大金峰までの標高差は400mも満たないので、急な登りはありません。最初は、沢沿いの緩やかな上り道ですが、沢は枯れており水はありません。しばらく、植林の杉林の中を歩きますが、林業用の使われいたと思われる林道を何カ所か横切ります。山頂が近くなっても山頂が見えることはありません。標高が増すにつれて紅葉がきれいになりました。稜線に出てしばらくすると大金峰・小金峰の分岐標識があります。ここから5分急坂を登ったところが大金峰の山頂です。山頂には三角点と標識がありますが、杉林の中で展望はありません。ここでは15分程休憩し、小金峰を目指しました。先の急坂を分岐まで一旦下り左に折れます。しばらくは稜線の緩やかな下り坂が続きます。この下り坂は帰路でかなりきつく感じました。分岐から40分程度で辺りが開けた攻登山口との分岐に着きます。ここは小金峰までやっと半分の地点です。さらに稜線の歩きやすい道が続き、30分で朴の木登山口と合流します。ここから登山道で一番きつい急坂を喘ぐこと10分で山頂に着きました。山頂は狭く西から南側のみ開けています。帰路は同じコースで下山。大金峰分岐までは緩やかな登りが多く、歩き疲れもあり下山の方が多くの時間を要しました。上りで通った攻分岐を通過し大金峰分岐まで1時間20分、ここから登山口まではほぼ下り一辺倒で足取りは軽く、分岐から40分で登山口に到着しました。
上り:2時間20分 下り:1時間55分

202311熊本保口岳 (9)
202311大金峰小金峰 (4)
202311大金峰小金峰 (18)
202311大金峰小金峰 (11)
202311熊本保口岳 (3)

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