①市房山1721m
日本2百名山、九州百名山ですが、登山者には一人も出会いませんでした。ここは、熊本県側がメインルートですが、登山口が標高の高い宮崎県側から挑みました。登山口へは、国道265号線から狭い林道を10キロ30分余り要しました。登山口には広い駐車場と簡易トイレがあります。 登山口から、山道を歩くと10分で林道に出ます。ここからしばらく林道歩きですが、私は途中のショートカットに気づかず避難小屋まで林道を歩きました。避難小屋にはトイレもあります。ここまで車が入りそうでした。ここから本格的な登山道です。石ころゴロゴロで歩きにくく滑りやすいので注意を要します。6合目辺りから石堂山、霧島連山がよく見えます。7合目を過ぎると高い木がなく見通せるようになりますが、なかなか山頂が見えません。8合目〜9合目、さらに山頂まではとても長く感じました。山頂は余り広くはありませんが、360°見渡せます。この日はあいにくの曇り空で展望なしでした。下山は同じルートです。
上り2時間40分、下り1時間30分 九州百名山80座達成 そろそろ限界😫

②石堂山1547m
翌日は米良三山のひとつ石堂山に 西米良村の中心から国道265号線を椎葉方面に10分で井戸内地区に。こここら、井戸内峠まで11キロ30分、狭い村道を走ります。峠手前の石堂山6合目の標識に従い未舗装路に入ります。途中、石ころゴロゴロでパンクの心配が過ぎりました。約3キロ15分程度で登山口に到着です。行き止まりの少し広くスペースに駐車。すぐ手前に登山口があり、杉林の中を歩きます。多少傾斜はありますが、踏み跡はハッキリしています。尾根にでると直ぐに7合目の標識があります。ここから、しばらく傾斜が緩くなりますが、8合目まではかなり距離を感じました。途中、赤土の崩壊地を鎖とロープでよじ登る場面もあります。この辺りからは、市房山もよく見えるようになります。旧林道らしい所を通過すると、痩せ尾根や鎖場、ロープ場が続きます。8合目〜9合目、さらに山頂までとても長く感じました。なかなか見えてこない山頂に疲れはピークで何度も休憩して、登山口から2時間35分でやっと山頂でした。山頂は晴れていたものの、あいにく下界は雲で覆われており展望はありませんでした。 帰路も同じコースです。鎖やロープ場は危険で特に慎重に行動しました。途中、晴れ間から霧島連山が見えましたが、市房山は終始雲の中でした。結構キツく危険な箇所もあり初心者向きではありません。
上り2時間35分、下り1時間35分
天包山1188m
この山は、米良三山に属しており、せっかくなのでここだけ残すことはないと、石堂山を下山後に登りました。石堂山登山口から車で20分で登山口に。階段状の登山道はよく整備されています。山頂までの登山道は複数ありますが、迷うことはありません。山頂には、中継施設があり展望も良さそうですが、山頂に着いた途端に雨になり、滞在時間1分で走って下山しました。標準タイムは往復1時間半ですが、駆け足で42分でした。
「市房山」
P9265228

市房山 避難小屋、登山道は左手に市房山 雲の切れ間から
「石堂山」

P9275236

石堂山・樋口山 危険な痩せ尾根を下ります石堂山・樋口山 痩せ尾根になります

「天包山」
石堂山・樋口山 山頂標識石堂山・樋口山 山頂中継施設