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アマチュア無線、山歩きなどを趣味しています。ぜひご意見ください。

カテゴリ: アマチュア無線

宮崎コンテストに参加(JA6EFA)
昨年、このコンテストに宮崎県内局として14Mで参加し、県内局1位で入賞できたことに気を良くして、今年もチャレンジしました。今回は、前日に山登りのノルマをこなしたことで安心して参加できました。
運用地は、昨日登った山の麓にあたる西臼杵郡日之影町の運動公園です。周りは高い山に囲まれ、ロケーションは良くありません。初日の土曜日は、道の駅からRHM-10で冷やかし程度に出てみました。20分もすると呼ばれなくなり、疲れもあってQRTしました。今回は、他のコンテストも重なり呼ぶ側も混乱していたかと思います。日曜日は、朝から14M用にツエップアンテナ、50M用の2エレHB9CVを上げました。0740から運用開始。14Mはコンディションが良く全エリアが開けていました。途中、50Mがオープンしたのでそちらに重点を置きます。ただ、開けているのに全く呼ばれません。地方の単独コンテストではこんなものかと納得せざるを得ません。梅雨とはいえ夏日の車の中は暑くなり1130にはQRT。その後のコンディションが気になりましたが、帰りの時間もあり早めに撤収しました。今回は、14M・50Mの2バンド運用でしたが、50Mモノバンド部門にエントリーしました。
QSO頂いた各局に感謝申し上げます。QSLは希望の局にのみ送付します。

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【2023年5月山口コンテスト参加記】
このコンテストは、5月の第二週がHF部門、第三週がVUSHF部門に分かれて開催されます。昨年まではHF部門をメインに参加していましたが、今年は久々にVUHF部門に重点を置くことにしました。このVUHF部門には電信部門がありませんので、音声通信にもかなり主軸を置くことになります。
(HF部門)
18時開始ですが、14Mが少しだけ開けていたのでそちらからスタート、15分程度で21Mも聞こえていたことで14~28Mを運用。我が家の設備は貧弱で、1.8~7MはCQを出しても呼ばれないので、サービス程度にとどめました。翌日の日曜日は、久しぶりの好天だったので下関市の山登りに出かけたので運用せず。結果は36QS0でした。1.8Mの5局は立派?
(VUHF部門)
この週末は、広島サミットの影響で厳重警戒のさなかです。主要な通信設備のあるところには移動できないことが予想されたので、多分大丈夫であろうと思われる大島郡周防大島町に飯の山に行きました。やはり予想通り、警察による警備もなく安心して運用できました。
ここには周防大島町(旧大島町)に住んでいた時からよく移動していた場所ですが、はっきり言ってあまり期待できません。ただ、運用地までの経路や運用のしやすさ、トイレもあるなどのメリットもあります。また、展望台からの景色は絶景で、天気が良い日中は多くの観光客が訪れます。
さて、コンテストは18時開始です。最初に覘いた50Mはほとんど聞こえません。仕方なく144MのFMからスタートしました。このコンテストは、電信・電話での重複QSOでもカウントできますが、144/430Mの電信で運用している局はほぼ皆無です。(ワッチ不足は否めませんが)
FMでQSOした後にQSYを依頼する方が効率的でした。ただ、50MだけはそこそこCWでCQtestが聞こえており、CW部門の独立の必要性を感じました。
当日は22時を過ぎたころにはほとんど応答がなくなり一旦QRT。無線人口の高齢化を感じました。
翌日は06時過ぎから運用しましたが、期待していた50MはESPでのQSOには至りませんでした。福島とVR2のビーコンは聞こえていましたので開けたのかもしれません。
お昼を過ぎたころにはかなり暑くなり1330にはQRTしました。
結果は延べ127QSOでした。昨年のトップの得点には遠く及びませんが、3位争い位にはに食い込めればという程度でした。移動地、アンテナからすれば好成績??でしょう。
アンテナ:50M用 2エレHB9CV
    :144/430用 ノンラジアルGP VX/1000
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南西方面(室津半島・長島)
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展望台から江田島・広島湾を望む
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「中国製アンテナチューナーATU-100使用記」
中国製でAmazonでは12,800円程度で販売されているアンテナチューナーAT-100を入手できたので、その使用レポートを書きます。
本体の大きさは、160×90×40でスマホを少し厚くした程度と大変コンパクトです。このチューナーには外部電源型とリチュームイオン電池内蔵型とがあるようですが、私の入手したのは電池内蔵型ですので、コードレスでどこでも使用できます。充電用USBコードも付属していました。
取扱説明書がないので、定格や詳細な取扱い方法など不明ですが、ネットでの情報では入力は10w~40wとありましたので、移動運用前提での使用が適当かと思います。IC-705等のQRP機ではパワー不足で動作しないかもしれません。
【使用感】
試しに、日頃使用しているLWで使えないかと14/21/28の各バンドで20W程度のパワーを入れて試してみましたが、予想通りチューナーは動作せず。次に、私の固定用アンテナであるミニマルチの14/21/28MHZ用のロータリーDPでテストしました。このアンテナは、設置から20年以上経過しており、バンドによってはSWRは少し高めです。特に、21/28Mなど帯域の端ではSWRが3.0を越えます。早速、アンテナを接続しモードをAMにして20W程度の出力でTUNEをオンにします。3~5秒程度でチューニングが取れSWRは1.1以内を表示しました。ただ、パワー計は実際よりやや低い値のような気がします。ツエップアンテナでもテストしましたが、ほぼ同様の結果でした。パワー計の表示は、実際と大きくずれている様で、信頼できません。
【結論】
➀ある程度調整の取れたアンテナ(SWR3以内)で使用する。基本的には、屋外型ATUの代替えではなく、内蔵型ATUと同じような使い方が適当。
②最低パワーは10w以上であること。(10W以下ではTUNE動作しませんでした)
③電池は相当時間持ちます。USBなのでシガライタープラグやモバイルバッテリーでも充電可能。
小型軽量で移動運用には最適ですが、メーターの精度もやや不安で、中国製で信頼度は高くないかと思います。実売価格は12,000円程度ですので、割り切れば値段相応かと思います。私の個人的感想としては、信頼のおけるメーカー品マニュアルチューナーが5千円程度で入手できるのでそちらをお勧めします。また、私は、非純正ATUで無線機のファイナルを損傷したことがあるので、是非純正品をお勧めします。(FC-40の記事も参照してください)


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JCG45004西諸県郡高原町
先の、九州百名山矢岳から下山後、麓の皇子原公園で10Mを運用しました。ここは、東方面に開けた高台に位置しており、ロケーションは良さそうでした。ただ、休日の昼間は公園利用者が多く、場所選びには注意を要します。今回は、短時間運用ですので10Mのみ運用しましたが、コンディションが良く1時間余りの運用にもかかわらず73局とQSOできました。
JCG45001北諸県郡三股町
当初は、西諸県郡皇子原公園で1.9Mも運用するつもりでしたが、駐車場が夜間閉鎖されること、利用者が多くさずがに1.9MのDPは目立つことから諦め、明日の登山ルートのことを考慮し、北諸県郡三股町に決めました。運用した運動公園は高台にありVHFで運用しても面白そうでした。メインは、1.9Mですので、他のバンドは運用せず日暮れを待って運用開始。1時間強の運用でしたが38局とQSOできました。クラスターに載せて頂きTNX・・
なお、翌日は予定していた無線運用は登山疲れでできませんでした。
JCG45006東諸県郡綾町
昼過ぎには釈迦ヶ岳を下山したことで、昼間の短時間ですが温泉施設の駐車場で10Mを運用しました。途中で雨が降り出したことで実質45分の運用でしたが、多くの方にコールいただき64局とQSOできました。一旦、温泉でゆっくりした後、雨が止んだことで夕方から別の場所で1.9Mを運用。平日ということもあり21局に留まりました。
今回は、宮崎県の3郡から短時間でしたが運用できました。1.9Mでは運用場所にも制約があり苦労しました。CALL頂いた各局に感謝します。
今回使用したアンテナは、10M=サガ電子ツエップアンテナ・1.9M=7自作フルサイズDP

【2023年広島WASコンテストに参加記】
昨年に続き、このコンテストに広島県内局として参加しました。今回は、1.8M部門に参加するため、25日からの移動です。
(1)1.8M部門(JCC3512)
移動地はJCC3512大竹市の港湾近くの公園です。早めに到着し、アンテナを設置しましたが、何故かSWRが1.87付近に同調していたことで、今回はアンテナチューナーを使用しました。コンテスト開始までの時間で、1.9Mの移動運用を。最初の15分は全く呼ばれませんでしたが、クラスターに載せていただき1時間程度の運用で40局余りの局とQSOできました。クラスターの威力は絶大と感じました。
一旦QRTしたころには、良かった天気が急変、風雨が強くなりました。1時間程度で収まりましたので、アンテナを1.8M用にギボシを繋ぎ変えます。
21時からはコンテストに専念。最初の30分は結構呼ばれましたが、その後はパラパラに。やっぱり地方のローカルコンテストではこの程度と割り切ります。それでも、著名なコンテスターからもコールいただき、フルサイズDPの威力を実感しました。50局を超え、一通りの局とQSOできたことで23時にはQRT。昨年の入賞局の得点には遠く及びませんが納得できる結果です。今回も電話は運用せず電信のみの運用でした。
(2)14M部門(JCC350108)
当初は廿日市市から運用する予定でしたが、広島市に宿泊したことで、近くの広島市佐伯区の運動公園に行きました。ここは、標高200m弱で南から東方面に開けた場所です。50Mか14Mでのエントリーに迷ったのでどちらのアンテナも上げました。西側の6エリア・山口県方面は厳しく、50Mでは県外はPM54の1局だけでした。
09時から参戦しましたが、思いの外14Mのコンディションが良く、50Mの運用に多くの時間を割けなかったことで、結局14M部門にエントリーしました。14Mでは5エリアを除き昨年を大きく上回る局とQSOでき入賞も期待できます。このコンテストは短時間の短期決戦で移動運用には最適です。反省点は、このコンテストは県外局:県外局のQSOが有効であることで、こまめにサーチすることでマルチを積み上げることが重要と思いました。交信頂いた局に感謝します。QSLは希望の局のみ送付します。
大竹市の移動地
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広島市佐伯区の移動地

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KCJトップバンドコンテスト
昨年は参加しなかったこのコンテストにJCG32008鹿足郡から参加しました。自宅は、アンテナが非力なLWです。一昨年のこのコンテストでは、聞こえていても応答がないというストレスをかなり受けたので、今回はCQを出して呼ばれたいという思いから移動運用しました。移動地は、以前KCJコンテストやオール山口コンテストで移動したことがある鹿足郡津和野町つわぶき高原パークですが、ここは山口県境から500m程度で、実家の萩市からも車で40分程度で行け、観光客も少なく目立たない場所です。また、昼間の暇な時間は、実家で農作業に専念できます。
今回のアンテナは、いつも移動運用で使用しているフルサイズDPです。末端のギボシの短絡を解除することで、1.8Mに対応。SWRは1.80~1.82Mでは1.2以内に落ちます。明るいうちに上げたので、事前の移動サービスをするつもりでしたが、先の短絡の接続と解除が面倒なので止めて、コンテストに専念しました。
21時スタート直後はさすがに多くの局に呼ばれましたが、30分程度で一巡したのか余り呼ばれなくなりました。バンド内をサーチするも、目新しい局はあまりいません。午前0時位まではと思っていましたが、23時を過ぎると運用局も少なくなりQRTしました。それでも、これまでは呼んでもコールバックのなかったメジャーな入賞候補の局からも多くコールいただきました。(これだけでも目的達成)
翌日は、再び同じ場所にアンテナを立て、夕方1715から運用開始、1940QRTまで運用しましたが、成果はパッとしませんでした。
今回、102QSOできましたが、入賞ラインには程遠いい結果でした。それでも、ON(JS6RRR)などはKCJAニューが3県増えました。また、DXはHLとロシアとできました。
提出したQSOデータで確認すると、誰もいないと思っていらSNマルチから2局呼ばれたこと、また地元のYGからは、JH4OYD・JA4VNE・JE6CIY/4・JM4MDV・JA4TY局など5局とできました。
【こんな場所です】

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1月の6エリア移動運用
➀JCC4312上天草市
運用地は、八代海沿岸の旧姫戸町姫戸運動公園です。先ほど登った龍ヶ岳登山口から近く、人目が気にならないことから選定しました。ここは敷地の広さは十分だったのですが、最初張った位置では電線の影響でSWRが高く、再度別の場所に張り替えました。17時過ぎやっと設置できたことで運用開始。コンディションが悪いのか何度CQ出しても全く呼ばれず、応答があっても、頂くレポートも悪いことで1830には早々にQRT。ここでは過去最低の10局余りに止まりました。暗がりの中、アンテナを撤収し、道の駅有明の温泉でゆっくりしました。

②JCC4313宇城市
運用地は、宇土半島先端の三角港です。(以下の画像)なお、三角西港は世界遺産に指定されており島原湾側です。ここは敷地も広くきれいなトイレもあり観光客や釣り客も多いのでアンテナは日暮れ寸前に設置。
ここでもアンテナ張りに苦戦。最初は、金網の影響でSWRが下がらずポイント少し移動し再設置しました。山口市内の局とのQSOを皮切りに、クラスターに上げて頂いたことで、昨日よりは多く呼ばれました。それでも30局程度で19時にはQRT。近くの金桁温泉に行きましたが、なんと19時閉館で入れず。近くで他の温泉を捜し、以前訪れた宇土市あじさいの湯に行き一息つきました。それにしても宇土半島の山越の県道58号は難所続きでした。

③JCC4316合志市
合志市には高い山がなく、GW主体のVUHFではQSOが難しいと思いました。HFなら平地でも大丈夫なので、市内の公園駐車場から10Mを運用しました。ここが珍市かどうかは不明ですが、山口市の局から珍市であると聞き立ち寄りました。そのせいか、2時間程度の運用にもかかわらず、モノバンドで140局もQSOできました。次回はぜひ1.9Mを運用したいと思います。

④JCC4010飯塚市
やはり1月は寒い。当日は雪の舞う寒い一日で、移動運用を躊躇しましたが、せっかくなので短時間でもと、健康の森運動公園のひと気のない駐車場に。メインの駐車場は、ロケが良かったのですが、人が多く気が引けました。そのため、アンテナは南北にしか張れず、信号が弱かったかと思います。クラスターにも上げていただいたお陰で38局とQSOできました。19時前には撤収し温泉は嘉麻市の「なつきの湯」に行きました。ここは310円と格安で23時半まで開館しておりお勧めです。

⑤JCC4011田川市
これまで田川市からは運用したことがなく運用地選びからです。以前、田川市石炭記念館(ここには世界記憶遺産に指定された
山本作兵衛の図画が見れます)に行ったことがあり、その近くの運動公園に行きました。ここは丘陵地に位置し広い駐車場もあります。ただ、気候のいい時期には利用者が多いかと。また、夜間は閉鎖されます。今回は、10Mメインで短時間の運用に留めました。クラスターの威力は格別で、2時間弱の運用でしたがコンディションにも恵まれ94局とできました。

呼んで頂いた局に感謝します。さすがに、1.9Mのフルサイズアンテナの設置場所には苦労しますが、固定では聞こえない局とも多くQSOでき楽しめました。今後も、1.9Mの移動運用を楽しみますのでよろしくお願いいたします。

合志市移動風景
202301天草市合志市 (16)

日没間近の宇城市三角港
202301天草市合志市 (15)

「JCG43003天草郡からオール熊本コンテストに参加しました」
昨年、このコンテストに県内局として初参加し、短時間にも関わらず14Mで入賞したことで、今年も意気込んで参加することにしました。今回はコンテストに合わせて、九州百名山「太郎丸嶽・次郎丸嶽・龍ヶ岳」登山と日程を合わせました。幸い3連休天気にも恵まれ、山登りも移動運用も快適でした。
運用地は、天草郡苓北町です。天草郡はこれまで移動運用したことがないところで、山登りを終えて近いことからの選定です。
コンテスト開始時間は09時ですが、場所選定に手間取り少し遅刻してのスタートです。それでも14Mはコンディションが良く最初の1時間はかなり呼ばれて、息つく暇もないほどでした。ただ、熊本県内とは反対の東シナ海沿いのため、県内局はあまり聞こえず、県内マルチが伸びませんでした。落ち着いたところで7Mも運用してみましたが、コンディションが悪く14Mほど呼ばれませんでした。12時を過ぎるとコンディションは落ちほとんど呼ばれなくなり、1230にはQRTしました。
実質運用時間は3時間程度でしたが、昨年を大きく上回る局と交信できたことは大きな成果でした。
撤収後、苓北町の観光地として有名な富岡城址に行きました。小高い丘の上にあり144Mでは長崎県内や阿蘇方面の局が聞こえていました。
コンテストでQSO頂いた各局に感謝します。QSLは希望の局に送付します。
苓北町運用地(右は14M・左は7/21Mツエップ)
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運用地から見た苓北町市街地
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富岡城址
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RHM-10で簡易ダイポール
RHM8(BNC)を入手したことから、いつも使用しているRHM10と組み合わせて、短縮DPアンテナとして使用できないか試してみました。給電部は手元にあったY型コネクタを使用しました。当初、マグネット基台を使用して車のボンネットに取付けてみましたが、SWRが高く使用できなかったため、マグネット基台を踏み台に置いてアースを取らない状態で実験しました。両方のアンテナの長さを同時に調整しながらSWRの最良点を探します。結構手間がかかりましたが、7/10MではSWRも下がり運用可能範囲になりました。受信した限りでは単体での使用よりSが2程度上がり、ノイズレベルも低くノイズに埋もれた信号も受信できることが分かりました。フルサイズのツエップアンテナと比較すれば相当ゲインは落ちますが、単体での使用よりストレスなく運用できると思います。今回は、本格的な運用ではなく実験ですが、設置金具を作成すれば本格的な移動アンテナとして使用できそうでした。なお、14M以上は何も聞こえなかったため実験結果は夏場に。

アンテナを短縮した状態
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広い駐車場で実際にアンテナを伸ばしてテストしました。
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2022年オール九州コンテスト参加記(JA6EFA)
今年もオール九州コンテストに参加しました。今回は、前日に休暇を取ったことで少し遠方に出かけることができました。運用地はJCC4410豊後高田市丘の公園スポーツ広場です。ここは、約20年くらい前にこのコンテストで運用したことがある場所でしたが、当時とはかなり様子が変わっていました。今回は、1.8M(1.9M)も運用するためフルサイズDPを張るだけのスペースが要ります。幸いアンテナの設置場所は選定できたものの、公園利用者が夜間にも居たためかなり制約がありました。また、夜半には大型トラックが入り込み、DPのワイヤーに接触し危ないところでした。翌日の23日は朝から雨で公園利用者がほとんどなかったため運用の支障はありませんでした。
コンテストですが、事前に1.9Mを運用したためギボシ(画像の通り)を接続し1.8Mの長さに合わせます。今回1.8Mでは初参戦で成果を期待したいところですが、思ったほど呼ばれず、23時前にはQRTしました。翌日は、1.8MDPを下ろして、7M/14M用のツエップを8mHに設置。朝方の7Mはコンディションが良く最初の1時間はかなり呼ばれました。一息ついたところで14MにQSY。1・7エリア中心にぼちぼち程度でした。6エリア内のCQは結構聞こえるものの、ほとんどの局がCALLしても応答なしでした。このコンテストは100Wが上限なので聞こえれば応答があると思っていただけに残念です。7Mは昼過ぎにはコンディションが良くないのか余り呼ばれず暇になりました。13時過ぎには雨が小康状態になったことからアンテナを撤収し退散しました。その足で、市内の花いろ温泉(400円)で疲れを癒しました。
CALL頂いた各局に感謝いたします。QSLは希望に応じ発行いたします。
今回は悪天候で移動地からの写真撮影はありません。
写真は1.8/1.9Mの切り替えに使用するギボシ部分です。これで1本のDPを両方で使用できます。
SWRはどちらも1.5以下になります。(TNX JA4TOH局)
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写真は運用地から近い九州百名山「中山仙境」
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JCC4032宮若市から移動運用
10月29日~30日、九州の山登りの合間に4032宮若市から移動運用しました。今回は、1.9Mの移動運用がメインでしたが、18年前にここで50Mを運用したことがあったことから、同市の西鞍総合運動公園に行ってみました。ここは、温泉付き宿泊施設や球場・芝生広場などがある大規模な公園で駐車場も広く、人出の多くない時期ならHFの運用も可能です。今回は、夕方を待って人が少なくなったタイミングで自作の1.9MのフルサイズのDPを設置し1時間強運用しました。クラスターにも載せていただいたことや、コンディションも良く50局程度のQSOができました。さすがにフルサイズDPは設置場所に苦労しますが、その効果は短縮型やLWでは味わえない満足度があります。翌日は、早い時間に10Mを運用。しっかりツエップアンテナを設置してました。コンディションにも恵まれたことで、1時間程度の運用でしたが50局程QSOできました。山登りの予定があったので0930にはQRTしましたが、多くの局からCALL頂いたことに感謝します。
202210宮若市西鞍公園移動 (1)
202210宮若市西鞍公園移動 (5)
写真は10Mのツエップです

2022年全市全郡コンテスト
2022年10月8日~9日、JCC中津市から全市全郡コンテストに参加しました。
今回も、前年同様に430MHZCW部門にエントリーしました。昨年は、阿蘇市から3局しかQSOできなかったことから、その反省で瀬戸内海に面した中津市に移動しました。アンテナはマスプロの8エレスタックとアローラインです。予想はしていたのですが、コンテストが始まっても全く応答がありませんし、何も聞こえません。時折聞くFMでは岡山県まで聞こえていたのでアンテナの不具合はありません。この状態は翌日も同様で結局QSOできたのは、山口・大分・熊本県内の5局のみで12時前には撤収しました。ちなみに、5局全てアローラインを使用してのもので、8エレ×2の八木はビームの切れが良いのか全く応答がありませんでした。
今回は、コンテスト前に運用した1.9Mはコンディションが良く40局余りとQSOできました。

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2022年9月「福岡コンテスト」にJCC4016から参加しました
福岡コンテストは、10年くらい前だったか、7月開催されていたころに1度参加して以来、久しぶりの参加です。今回は、九州百名山である釈迦岳・御前岳登山の帰り道での運用です。登山後はいつも温泉に行くのですが、今回は福岡県内ではもっとも好きな筑後船小屋「恋ほたる」です。ここは、福岡県営の筑後広域公園の一角にあり、車中泊用のRVパークも併設されています。運用地も、ここの駐車場の一角からで、7/21&14Mのツエップアンテナを設置して25日の午前中だけ運用しました。午前10時を過ぎたころには公園を訪れる人が多くなり、アンテナを早々に撤去、QRTしました。実質運用時間は2時間強で、14Mも開けたものの、7Mが中心で120局程度できました。思った以上に乗り込み組も含めた県内局は多かったかと思います。入賞は狙っていませんが、多くの方にコールいただき楽しめました。

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2022年FDコンテスト
2022/8/6-7にJCC3308からFDコンテストに参加しました。ここ数年、33003大島郡に移動していましたが、運用地が観光化し、落ち着いて運用できなくなったことで、今年は岩国市に変更。ここは、標高540m余りですが、山頂は広く360度開けています。そのため、移動局も多く当日もJH4NHF・JA4RFD・JR4XMT局と山頂でアイボールできました。
アンテナは、30年以上前のマスプロ製の10エレ×2と無指向性のアローラインです。コンテストは、144MCW部門で参加しました。当日、コンディションは悪くないものの、暑さのせいか移動局が少ないようでした。アンテナがバックの6エリアはあまり聞こえず40/44/45のみと不振でした。大島郡ではよく聞こえた9エリアが1局と想定外でした。真夏のコンテスト、暑さに負け12時前にQRTし撤収しました。
【QSOできたマルチ】
09/18/19/20/21/23/24/25/26/27/29/31/33/35/36/37/38/39/40/44/45
昨年できた、22/32/34を落としたのは残念
山頂からの景色
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6m&downコンテストに参加しました
毎年、佐賀県内から参加していますが、今年は佐賀県の移動地としては王道として有名な、鳥栖市九千部山に行きました。ここは、絶景が楽しめる山頂の展望台は鳥栖市にありますが、車が入るのは佐賀テレビの中継所のあるところです。また、西に約200m移動したところには福岡県のテレビ局中継所があります。こちらは、那珂川市かも?山頂では、JA6RMS局とアイボール。(VY TNX)
今回もマルチバンドでの参加で、6mは自作4エレHB9CV、2mはマスプロの5エレ、430Mはダイヤモンド10エレと144/430用無指向性としてサガ電子のアローラインを使用しました。
50Mでは宮崎のビーコンも539と良好に聞こえます。
では、本題のコンテストですが、21時開始当初は50Mからスタート。開始から30分は福岡・山口県内の局から結構呼ばれましたがその後はパラパラ。144/430MにもQSYするもあまり呼ばれません。50Mは、6エリア内の宮崎はゼロ、鹿児島は1局など南九州には良くないようです。430Mでは、6エリア以外はQSOできず。
翌日の3日になり、早朝からGWが伸びるも25大阪まで、期待していEspはなかなか開けず、9時を過ぎたころから8エリアが聞こえ出し、1130頃から1・2・7・8エリアが強力にオープンしましたが、帰りが遅くなることから13時前にはQRTしました。一番おいしいところを逸した感は否めません。
当日の設備
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九州百名山「九千部山」山頂
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山頂展望台から雲仙普賢岳もはっきり見えました
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2022年6月26日JARL定時社員総会に出席しました。
昨年はコロナ禍の折、参加自粛が呼びかけられたことで、議決権行使書を提出しましたが、今年は都合がついたことで、都内の会場に行くことができました。当日の都内の最高気温は36度超でかなりの猛暑でしたが、昨年を大きく上回る社員が出席しており、会場内は熱気で溢れていました。
総会は、ほぼ定時に開催されましたが、第一号議案だけで予定の2時間をオーバー。集計方法が、挙手によるもので、事務側が会場内を歩いて集計するという超アナログな手法で、かなりの時間ロスと感じました。1号議案は、承認はされたものの、かなりの反対票がありました。休憩を挟んで2号議案の審議に入りました。(以下略)
第2号議案では、専務理事の選任否決など予想外な結果でした。
【私見】
①決算内容について、専務理事は収支均衡が図れ財務状況は改善したとの説明でしたが、コロナ禍による行事中止や出張取り止めなどによるところが大きい。経費削減など支出削減の努力は聞かれなかった。会長の交際費接待費等見直しの余地は大きいと思います。今どき中元歳暮は必要でしょうか。
②QSLの転送遅延
主な要因は、コロナ禍による人員不足とのこと。コロナ禍は既に3年を過ぎており、正常化に向けた努力不足と、JARLの検証能力が欠けていると思います。
③専務理事否決は、職務執行能力に問題があると思わざるを得ず、否決はやむなしと判断します。
④地方本部および各支部の決算について
地方本部・支部の会計決算の開示は現状任意となっており、それぞれの支部の判断によるとの回答であった。山口県でもここ数年非開示になっており、開示するよう要請したい。
【総括】
私の印象では、各社員の質問に対して理事・事務局側の説明は丁寧さに欠け、不都合な部分はなるべく避けているとの印象でした。専務理事は高額報酬(9百万円と聞いています)を得ている立場であり、もうし少し社員(会員)に寄り添った対応をすべきと思いました。
また、質問する社員側についても、準備書面で回答のあった項目を更に質問するなどを避け、時間短縮に配慮する必要が有ると思いました。私自身、会計決算について質問したかったのですが、会場の雰囲気に圧倒され機会を逃しました。来年は、しっかり準備して臨みたいと思います。
JARL中国地区社員 JH4OUH

【2022年オール宮崎コンテスト】JA6EFA/6
オール宮崎コンテストにJCG45005H(東臼杵郡椎葉村)から県内局として参加しました。
椎葉村は、日本3大秘境と言われるくらいの秘境です。私自身未交信の町村でかなりレアかと?
今回は、九州百名山登山の合間の運用で、椎葉村内にある廃校になった小学校をリフォームした宿泊施設で許可を得て運用しました。さすがに元小学校ですので広いグラウンドがあります。HF帯のアンテナの設置にも苦労しませんでした。頑張れば、1.9Mのフルサイズも張れそうでした。ただ、金属製のフェンスが周囲にあったので、調整済みのアンテナでもいつもよりSWRが少し高いようでした。このコンテストは土曜日の18時スタートですので明るいうちに7/21M用と14M用のツエップを6mの高さに設置しました。
当日の土曜日は、関ハムコンテストの参加局が多く、なかなか応答がありません。1時間程度で運用を断念、翌日に期待しました。翌日は7時前から運用しましたが、ハイバンドのコンディションは上がらず。午前中から雨が降り出したことで12時前にはQRT。21Mは全く聞こえず、7/14Mのみの運用で100局を超えた程度でやや不満な結果でした。ただ、帰りの車の中では、FMラジオで多くの中国語の放送が聞こえていたので、南方面のコンディションは良かったのかもしれません。
今回、無線の運用に好意的だった、「仲塔渓谷の館」簡易宿泊所は1泊3000円と格安。施設内はとてもきれいで、セルフサービスのビジネスホテルのようでした。2Fの個室は和室6畳程度が何カ所かありました。冷蔵庫や洗濯機、厨房(ガスコンロ・電子レンジあり)などの設備は自由に使えるので不自由はなかったのですが、5k圏内にスーパーやコンビニもないので食料品は多めに持ち込むことが大事です。学校の雰囲気を味わいたい方には不向きです。
この記事をお読みの方で興味のある方は問い合わせてみてください。
旅荘 陣屋の里 | 椎葉村観光協会 (shiibakanko.jp)

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202206椎葉村仲塔渓谷の館 (8)

【オール山口コンテストにJCC3202浜田市から参加】
昨年は、急病で運用を断念しましたが、今年は隣県から気合を入れて参加しました。
このコンテストは、モノバンド部門がなくマルチバンドでの運用が必須で、かなりレベルが高いので入賞は諦めて、呼ばれる側で楽しんでみようと挑みました。
今回は、1.8Mも運用するため、移動用の1.9MDPをギボシ端子で延長(JA4TOH氏協力TNX)したものを使用しましたが、エレメントがなかなかほどけず設置に苦労しました。(今後の課題)それでも、SWRは1.3以内と良好です。18時のコンテスト開始当初は14Mです。アンテナはRHM-10です。バンドは開けているもののあまり呼ばれず30分程度でQRT。その後、3.5MにQSY。アンテナは全長15mの改良型短縮スローパーですが、SWRが思うように下がらず、10局で運用を断念。1.8Mはなにも聞こえてない中、CQtestを出すも呼ばれません。アンテナは悪くないのですがマイナーコンテストではこんなものなのか?1時間程度運用し21局がやっとでした。21時前にはアンテナを下ろして退散しました。
翌日は、前日の場所から300m移動し7/21M用と14Mモノバンドのツエップを設置。朝方、7Mではかなり呼ばれましたが、その後はパラパラ、14Mも思ったほどコンディションが上がらないまま各バンドを行ったり来たり、12時過ぎには運用終了。
山口県内でQSOできたエリア
3301/3303/3306/3308/3310/3311/3315/3316
もう少し参加局が多ければ楽しいんですが?
QSO頂いた局に感謝します。QSLは送付頂いた局に返送します。
202205ALL山口浜田市 (8)
コンテスト開始まで、浜田市から10Mのツエップで運用
202205ALL山口浜田市 (2)
運用地付近からみた山陰海岸




【2022年のALLJAコンテストに参加しました】
今年は宮崎・大分県境の山歩きを終えてからの移動です。当初は大分県南に移動しようと考えていましたが、天候が雨予報だったことから、現地の様子が分かる昨年と同じJCC4403中津市八面山中腹に落ち着きました。ここは、標高600m弱で駐車場やトイレもあり環境は悪くありません。ただ、東方面は国東半島が邪魔してさほど良くありません。HFも検討したのですが、昨年同様50MHZ電信部門にエントリーしました。
コンテストが始まるころには小雨になり、この雨は翌日の昼前まで降り続きました。21時からのコンテスト開始時でもほとんど運用局が聞こえません。時折、少し上の方のSSBを聞いて見るとそこそこ聞こえています。それでも諦めずにCQの連発を。北方面の山口県内は距離的にも近く、今回のコンテストでは一番多くQSOでき、いずれも強力な信号でした。10局を超えたところで23時過ぎにはQRT。翌朝は08時前から運用開始。11時前から8エリアが聞こえはじめましたが、聞こえてくる局は多くありません。その後もスポット的にオープン、7エリアも聞こえますが、なかなか呼ばれませんでした。Espは14時前まで開けていました。ESPがフェードアウトしたことでQRT。薄日が差してきたことでポールも乾いたことから撤収。Espのお陰で昨年実績は越えることができました。
『QSOできたマルチ』
101/103/104/105/106/108/109/112/02/04/27/31/33/35/36/38/40/42/43/44/45

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【JCC4506/JCC4405から1.9Mを運用しました】
3月19日からの3連休、宮崎県内の山歩きの合間に1.9Mで移動運用しました。これまでは、過去行ったことのある場所から運用していましたが、今回は初めての移動地ということで、場所探しにかなり手間取りました。なにしろ、フルサイズDPは全長70m超ですので、どこでもという訳にもいきません。
それでも適地を探し、19日は4506日向市の港公園、20日は4406臼杵市スポーツ施設駐車場から運用しました。日中なら駐車場には車が多く、人目も気になるところですが、幸い1.9Mは日没からの運用となることから、あまり人目も気になりませんでした。日向市の運用では、コンディションが良くなかったのか1時間半の運用で38QSOでした。半面、臼杵市からはコンディションが良くノイズレベルが低かったことなどから1時間余りの間で53局QSOでした。いつもCALL頂く山口市のOMは5WにLWとのことなので、QRPやベランダに釣り竿アンテナの局でも十分QSOできるレベルの信号が届いているようでした。今回使用したアンテナは、1.9M用のフルサイズDP(バランはダイヤモンド製)で、8mHの収縮ポールを使用しました。設置場所選びには時間を要しましたが、設置自体は20分程度、撤収は15分程度です。エレメントはIV線ですが、絡まり防止に工夫が必要と考えてます。
21日は帰路の途中、次回の移動地下見を兼ねて立ち寄った宇佐市から10MHzを運用しました。コンディションが良く短時間でしたが50局余りQSOできました。CALLいただいた各局に感謝します。
次回も6エリア内から運用した際にはぜひコール願います。
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宇佐市から10MHZのツエップで運用

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